<= <= 日本のアニメに未来はあるか!? =>

 

 

 

新世紀エヴァンゲリオンブームの到来と共に日本のアニメーションの歴史は
新たなる段階に入った、吾輩はエヴァンゲリオンというものを中盤まで見て
これはいかん!このままではいけない!と思い、反エヴァンゲリオン運動を
展開してきた、だが、周りの人間は聞く耳を持たずまるで洗脳されたかのごとく
あのアニメーションを食いつくように見ていた・・・

 

TVアニメは儲からないか!?
TVアニメーションというものは出来た当初から苦難の連続であった、故・手塚治虫は
リミテッドアニメやバンクシーンなどを考えつき少しでも低予算で作れるようにとTV局に
アピールしてきた、その反面、スタッフは非人道的な環境で長時間監禁され24時間
働きつづけるのがザラであったと聞く、しかし、それが日本のアニメーションを発展させたのだ

TV番組はどうやって金を作るか?そのことを考えたことがあるだろうか、答えは簡単
そう、スポンサーがどれだけ高いCM料を出すかにかかっているのだ、ではどうやれば
高いCM料を払ってくれるか、その番組にCMを流すとスポンサーはどれだけの利益を
得ることが出来るを考えなければならない、効率良く収入を得るためにスポンサーは
番組とのタイアップ商品を作った、あらゆるものをそのアニメのキャラクターグッツに
仕立て上げた、アニメの中ではスポンサーが考えたロボットやら道具やらが出てきて
実際の世界ではそれらが売られていた、子供の夢を食らい金を稼ぐなんてなんと極悪非道な!
と、言う人もいるかもしれない、が、吾輩はこのようなスポンサーとのタイアップによる
商品展開を否定するつもりはない、むしろそっちのほうが正常であると考えている

しかし、エヴァンゲリオン以降、この方向性が変わってきたように思える

過去のアニメーション関係の商品の購入層は明らかな一般人であった、普通の子供が
普通にTVを見てそのアニメで使われているものが欲しくなって親が買っていたのだ、しかし
今のアニメーションはどうだ、べつにキャラクターグッツなどを展開する必要が無いのである
ビデオ・LD・DVD、そのアニメーション自体が金となっていくのだ、これは業界が客層を
完全な固定客向けに方向性を変えた事なのである

では、なぜそのように大衆にウケるものでなく、極一部のファンだけが買うような
商品ばかりになっていったのだろうか、それにはスポンサー企業側の思惑があるように思える
不特定多数の人間相手に商売するより、完全な固定客だけに商売するほうが楽なのである
ファン層が分かれば、そのファン層にウケる商品ばっかりを作れば良い、そのファン層が
求めているような作品ばかりを作らせれば良い、作品は1クールで終わるようになり
次々と新しい物を作り出させていく、日本のTVアニメはいつしか自らの手で大衆との
壁を作ってしまったのだ

アニメなんて見るのはオタクだ、マニアめ、吾輩はおたくやらマニアやらは別にどうとも
思わないが一般社会から見ると異質なモノと見られている、過去に宮崎 勉の事件が
あった事もありそれは仕方がないと思う、しかし、アニメーションというものはとても面白いのだ
もっともっと他の人にも知ってもらいたい、知ってもらう必要がある、その為には大衆に
何処かTVアニメを見ている人は普通と違うというイメージを払う必要があるのだ、別に
社会に見とめられるような芸術的なモノを作れとなど言っているわけではない、むしろ
TVアニメに芸術性などを持たせる方が異常だと思う、TVアニメは大衆文化にもなり得ていないのだ
吾輩はぜひTVアニメを大衆文化にしたいのである、TVアニメを見ていることが恥ずかしいなどと
感じる人がいないようにしたいのだ、まだまだアニメーションというものは世間から見ると
アンダーグラウンドなイメージが漂っている、かといって米国のようにスーパーヒーローが
ビュンビュン飛びまわって悪人を倒すようなモノばかりにしてもいけないのだ、しかし
今のアニメはどうだ、ふとチャンネルを変えて映ったその番組は大衆にどう映るだろうか?
濃い内容、複雑な伏線、大いに結構である、しかし、新しいファン層を獲得できなくなった
ものに明るい未来は無い、日本映画を見てみれば良く分かるであろう、状況は極めて
深刻なのだ、吾輩は別にだれもが適当に楽しめるたっすい内容のアニメを流せれれ
ガキを騙して親から金をせしめとるアニメを作れれと言っているわけではない、しかし
TVアニメである以上はどこからか資金を調達する必要がある、金がないと全ては
始まらないのである、そのためには関連商品を作る必要がある、しかし、その関連商品も
適当な物を作るのではダメだ、プロがアイディアを練りに練りこみ払った金に見合う内容の
商品を売る必要がある、この吾輩の意見はアニメを作る側から言うと「なにを言うか阿呆め」
である、そう、そのとうりなのだ、吾輩のこの意見は製作者側やTV局・スポンサーに楽をさせない
方法なのである、しかし、今のまま固定客相手ばかりに商売を続けていくとどうなる?
もし固定客が飽きたらどうなる?日本映画衰退の歴史と同じような事を繰り返そうとしているのだ

赤ずきんチャチャは成功したアニメである
まず、TVアニメ版の赤ずきんチャチャの事を考えてみよう
このアニメではチャチャがホーリーアップし敵を倒すゼ〜というのが
4クール目までの内容である、リボンでコケた企画の道具をチャチャに流用し
スポンサーもそのまま売ってしまったのだが、これがうまい事まとまっているだ
関連商品は大いに売れた、しかし、このアニメが成功したといえるのはそれだけではない
複数の客層を同時にターゲットにしたのである、子供には子供なりの楽しみ方が出来て
大人は話の中のディープなネタに酔ったのである、これは極めて高度なテクニックだ
1つのアニメを複数の見方をすることができるのである、大人は大人の欲望を満たすために
LDを買いあさったりした、子供らは子供らで親に関連商品をねだった、大人の消費と
子供らの消費のバランスが極めてうまく取れているのだ、そしてなによりも赤ずきんチャチャという
作品にはそれだけ商品を欲しくさせる魅力があふれていたのだ、なにしろ視聴率で
同時期に放送されていた大人気テレビアニメであるセーラームーンを抜いたほどである

たしかにLDなどを買う固定客も大事である、子供らに関連商品を買わす事も必要不可欠だ
しかし、そのどちらかに傾きすぎてもダメなのだ、その両方の層に物欲を沸かせてこそ
始めてTVアニメは成功したと言える、物欲を沸かせるということはそのTVアニメが面白いと
言うことでもあるのだ。

1年の放送で大成功を収めたチャチャは半年間放送が延期した
その基間は商品展開を控えめにし、純粋なギャグだけで勝負するアニメとなった
スポンサー・放送局に余裕ができ製作サイトもすきかってやっていたようである
本来ならばOVAなどで展開させる話がTVでも楽しむことが出来た、吾輩は
このギャグ中心の2クールは非常に上手い構成だと考える、いくら人気があるとはいえ
放送が終わったアニメの関連商品はパッタリと売れなくなる、不良在庫である、しかし
半年間、新しい物を出さず、その代わりに過去の商品をすべて売り尽くしてしまおうという
魂胆も見え隠れしているのではないか?そして、TVアニメ赤ずきんチャチャは大円団を迎える
そして、TVアニメだけでは物足りなくなった貪欲なファンをターゲットにOVAが発売されたのである
むむ〜っ、上手い、上手すぎる、極めて商売上手である、経済とアニメーションが極めて密接に
結びついた良い例であろう、良質な作品を残す事も大事、お金を儲ける事も大事、しかし
どちらかに傾きすぎるのは良くない、お互いに妥協しつつ歴史に残る素晴らしいアニメーションを
作ったのである、利害関係が完全に結びついた良い例と言えよう。

 

・ TVアニメをまとめてみよう

カースト制のようなもので表してみると...

スポンサー

TV局

製作会社

という感じの上下関係が完成する、ではスポンサーはどんな状況ならば
TV局に多額のCM料を払いたくなるだろうか?

この1点にかぎる、儲からないものにお金をかける会社は無い。

 

次にTVアニメの好循環タイムチャートを考えてみた

  1. TVアニメが始まる
  2. けっこうな人気がある
  3. 関連商品が売れる
  4. スポンサーは多額のCM料をTV局に払う
  5. とうぜんアニメ製作会社も金銭面で余裕ができ多数のスタッフを雇える
  6. 製作会社の1人1人の負担は少なくなりシナリオなどに裂く時間が増える
  7. そのTVアニメはさらに面白くなる
  8. 3に戻る

 

では、TVアニメの悪循環タイムチャートを考えてみた

  1. TVアニメが始まる
  2. 思ったより人気が出ない
  3. 関連商品もあまり売れない
  4. スポンサーはCM料を渋る、TV局も少額で納得する
  5. アニメ製作会社の取り分は減る、スタッフを減らさないと赤字になる
  6. スタッフは減り1人1人の仕事量が増える、シナリオに裂く時間も減る
  7. 最悪の場合には脚本家が動画を描く始末にまで陥る
  8. とうぜんそのTVアニメの品質は著しく低下する、スタッフの士気以前の問題だ
  9. 面白くなくなったTVアニメなどだれも見ない、視聴率低下
  10. 3に戻る

 

しかし、これは過去のTVアニメの図であった、では今のTVアニメの
タイムチャートとはいったいどのようなものであろうか?

  1. ファン層の調査、ファン層に合わせた設定・シナリオ・キャラデザ作り
  2. TVアニメ放送開始
  3. TVアニメ放送終了
  4. 放送された番組自体を商品にする、VHS・LD・DVD・CD
  5. 先行投資した分だけスポンサーは儲ける

「絶対買う」という層をターゲットにし、ファン人口なども考えて作られている
当然、今までのTVアニメのように当たったらスゲェが外れたらヒデェ!という
ものではなく安定した収益を得ることができる。

この事からスポンサー・TV局・製作会社ともに弱腰になっている事がわかる
それなりに業績をつんできて手塚・宮崎という両雄によってTVアニメの地位も
まだまだ偏見はあるが一時期よりは大衆に分かられるようになった、業界が
安定してきたら新たなる分野を開拓していこうという意思が弱くなる、また
そのような活動を阻害しだしたりする

では、このままではどうなるかシュミレートしてみた

これは最悪の場合を想定したものである、しかし、過去に日本映画が衰退していった
歴史を考えるとあながち無い話ではないのだ。

さまざまな事を考えると、どうやら今の日本のTVアニメはOVA化しているようだ
そもそも、OVAとは極一部のファン層だけに訴えかけるものであったり、アクが強すぎて
TVでは放送しても儲かりそうにないが確実にその手のファン層がある、というものを
アニメ化したものである、しかし、OVAはTVアニメと違ってスポンサーの干渉をあまり
受けずそれなりに予算が出て作られるものであったが、今のTVアニメは極力低予算で
作る事ばかり考えられている、内容はOVA的なのに内容以外は今までのTVアニメと
同じ事をやっているのだ。

このような状況が続けば不幸な出来事が起きてくる、そう、せっかく良い作品に成り得る
ものが正当な評価を受けないまま消えて行ってしまうのである、ハーメルンのバイオリン弾き
も当初からの圧倒的な予算不足で泣きを見た作品である、本来、OVAとしてちゃんと作った
ほうが正当な評価をうけそれなりの収益を上げる事ができるものさえもTVアニメとして
放送するような時代になったのだ、これは製作サイトが作品をちゃんと選ぶことすら
出来なくなっているという事である、本来OVAでやるような内容のアニメをTVアニメとして
作り作品を潰し、TVアニメでやるような内容をOVAで作り上手い事収益を得ることが出来ず
やはりしりつぼみになって終わってしまうのだ

 

・ 我々はどうすれば良いか

今まで述べていたとおり、現在の日本のアニメーション業界にはさまざまな問題がある
では我々はいまのTVアニメをボイコットして製作サイトに気づけさせれば良いのか?
否、わざわざ自分が面白いと思う作品を見ない、自分が好きなアニメの商品を買わない
などと誰もやりたくはないのだ、では、今の状況をそのままにしておき、日本のアニメを
いちど地の底に落とす必要があるのか?否、日本映画は過去の歴史がありまだ
体力がある業界であった、しかしアニメ業界は出来てからそう時が経っていない業界だ
今、落ちれば二度とちゃんとしたアニメを見る機会は無くなるだろう、ではどうすれば良いか
自らアニメ業界に殴りこみをかけるか?大きな渦に飲み込まれて消えてしまうのがオチだろう

なんというか、ちゃんとした解決方法が見つからないのである (汗
しかし、このままでは確実に日本のアニメ業界は瓦解する、我々は
どうすれば良いのか、今のところ吾輩はちゃんとした答えを見つけることができないでいる・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ん゛〜、上手くまとまらなかった・・・

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