等身大

〜親善試合 vs フランス戦〜

2001年3月24日


おい、フジ739。

 

 

なんで放送4:30〜6:00なんだ!?

 

 

4:30で起きて生で見る予定だったのに、寝坊した。<そもそもそれがいかんのだ

 

 

もちろん並行して民放のフジでやっていることは知っていたが、すでに30分過ぎていたので、ビデオを見ることに。で、後半が始まって5分ぐらいたつと突然ビデオが終了。

 

 

あせった私はあわてて民放フジをつけると・・・後半44分(;_;)
しかも5−0で負けとるやんけ。

 

 

しばし呆然・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

で、スタート時のタイトル画面を見ると4:30〜6:00。まさか1時間30分で放送しきれるはずはなし。

 

 

 

それにしても6:00きっかりでいきなり前触れもなしに放送終了さすか。

 

 

 

いや、放送は続いていたけども、録画終了信号だけ送ってきたとか。<さらにたち悪い

 

 

 

やっぱり民放はやだ。NHKかむばーく。

 

 

 

さて、そろそろ本題に参りましょう。

 

 

 

みなさん、かなりショックを受けてらっしゃるようだ。まぁ、アジアカップ優勝で期待感を持たせた上に、あれだけメディアがフランス撃破とか騒いだらその気にもなろうってもんだ。

 

 

かく言うわたしも、そんなに甘くない、もしかして5点ぐらいとられるんじゃないか、なんていう結果を恐れながらも、まさか本当に5点取られるとは本気で考えていなかった。<本当に5点とられたらどうしようと思ってたのは確か

 

 

しかし、冷静に考えたら、今の日本のレベル通りの結果が出ただけで、それほど深刻に(サポーターやファンがね)落ち込むことじゃないことがわかるだろう。

 

 

フランスが気を抜いて、日本がかみ合えばなんとか同点。フランスが前回の屈辱を晴らすために本気で来て、一度対戦した日本を研究してて、アウェーの大観衆、フィジカルの差が出やすい滑りやすいピッチ、Jの合間の強行日程、そして3ボランチという条件なら5−0。

 

 

よくよく考えれば、これが今のフランスと日本の差だろう。なにしろ相手は世界チャンプ。

 

 

逆に考えれば、うまくコンディションがあえば世界のトップに引き分けることのできるレベルにまでなっているということだ。

 

 

 

前半しか見ていないのだが、それにしても世界チャンプの本気はすごかった。なにせ、フランスがボールを持つと日本選手3人がかりでも奪えないのに、日本選手がボールを持つとひとりのフランス選手に追い込まれて、あっという間にボールを奪われる。

 

 

さらに、FWが違う。ボールを持つと、ひとりでゴール前のシュートレンジまで行く力がある。対して、日本にはその凄みが感じられない。中田が突破をはかるも、1.5列目からのスタートではなかなかペナルティの中までは入り込めない。

 

 

この日のフランスは、チャンピオンズリーグなどで見る強いチームの、凄みをもったサッカーだった。

 

 

それにしても5点差はつきすぎた。少なくとも前半の2点は不必要な2点だった、がやはり2点とられるだけの試合内容になっていたことも確かだ。

 

 

原因は3ボランチでは無いか。

 

 

 

試合開始時に3ボランチとわかったときに、わたしは前々回のアジアカップ後に加茂監督が5バックのシステムをはじめて使ったときと同じ違和感を覚えた。

 

 

 

トルシエは、3バックの前の人数を増やすことで、ジダンの動きを抑えてフランスの攻撃を凌ごうと考えたのだろう。

 

 

確かにそのエリアでの人数は増えるだろうが、今の日本には弊害が多いと思う。

 

 

第1に、フランスの中盤の底でプレスがかからず自由にボールをもたれてしまい、正確なミドルで前線のFW+ジダンにボールを供給されてしまったこと。

 

 

第2に3バックと3ボランチがたてに並ぶため、トライアングルができず、3人で囲むプレスが曖昧になったこと。

 

 

そして第3に同様に中盤でトライアングルが作れないから、ボールをキープしたあとのパスコースがうまく作れなかったこと。

 

 

さらに第4として、サイドも含めてラインが中途半端に下がり中盤でのプレスがさらにかかりにくくなってしまったこと。

 

 

昨年のフランス戦からアジアカップまでの日本のシステムは、中盤でトライアングルを作り、本人たちが考えなくても自動的にボールを回せるポジションをキープできていたことが、いい成績を残せた要因だ。

 

 

 

トルシエは、強豪に対して3ボランチの守備力を見たかったこともあるだろうが、フランス戦から始まる強豪との親善試合のスタートで、集団の力を封じることで、個人の力を再認識させ、叩きのめされることで浮かれた気分を一掃し、W杯がそれほど甘いものじゃないことを再認識させたかったのではないだろうか。

 

 

叩きのめされるのなら、このタイミング以外にない。これ以上先に進んでからでは、時間がなくなるだけに追い詰められていく。

 

 

しかもフランスは現世界王者。W杯では決勝リーグに上がるまであたることは無い。フランスに叩きのめされたからといって、予選突破が不可能になったわけじゃない。

 

 

考えてみれば、W杯優勝発言といい試合前の自身満々のコメントといいおかしな話だ。トルシエほどのコーチが、フランス代表と日本の正確な実力差をつかめてないはずが無い。前回の善戦にしたって、手放しで喜ぶばかりではなく、日本のその時点の力をしっかり分析していることだろう。<でなければ3流監督だ

 

 

 

あの発言は、負けたときのショックをできるだけ大きくするためのブラフだったのではないだろうか。結果は、そんなものがなくても十分にショッキングだったが。

 

 

選手たちには十分すぎるくらいの発奮材料になったはず。何しろ世界チャンピオンに対して、実際の自分個人のちからがよくわかったのだから。

 

 

とにかく、協会はこのひとつの負けを取り上げて、すぐに解任などと騒がないでほしい。

 

 

 

なにしろもう1年しかない今の時点で、新たな監督を招いて新しいシステムに挑戦している場合ではないのだ。

 

 

 

それよりもなによりも、アジアカップで機能したあのシステムがどれぐらい欧州の強豪に通用するのか見てみたいのだから。


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