ボート釣りは難し
せいては事を仕損じる
2003.11.14
さて、先週は面白い目をして、
次はいつかいつか、と
次の釣行日を心待ちしにしておりました。
休日の予定と、天気予報と
それから、ささいなことでもその他の用事が入りはしないかと、
色々気を使って日々を過ごしながら
仕掛けをどうするかと考える、
こんな、時の過ごし方も悪くは無いものです。
あのハリスをぶち切って行ったやつは
どんな大物だったのだろうか?
次はどれ位のハリスにしてやろうか。
案外、そんな時が一番楽しい時で、
思いが最高に達する、釣行日前夜まで、
少なくとも、釣行直前までが
釣りの一番楽しみな時なのでしょうか。
さて、変則な勤務であり、
何とか伸びたこの休みの日が、
ボートを出せそうな天気予報の日になれば
非常にありがたいことです。
前日までは、北風が強そうで
日本海は大荒れ。
そして、この日あたりから穏やかさを
取り戻してきそうな日となりました。
「やったー!」
で、前回、朝、ゆっくり出発して惜しい思いをしたので
今回は、朝早く出発をしました。
丁度、明るくなりかけた6時頃に
港に到着。
すると既にたくさんの車が留まっていて、
ボートも2艇ほど出船の用意をしています。
「やられた、もっと早い人もいるものだ。」
さて、急いで用意をして出船しようかとしていると
話しかける人がいて、
その方もボートを出そうかと迷っている、
との事。
なるほど、確かにそこそこ波がある様子。
気にはなっていましたが、
出られないほどでもなさそうなので
準備をしたし、既に2艇は出て行ったから、
行けるだろう。
「その内に、穏やかになるでしょう。」
と言って出船したのが6時半頃でした。
さて、港を出ると、そこそこ風があります。
湾内も陸から見るほど穏やかではありません。
とりあえずエサの小アジ釣り。
その内に風も天気予報どおり弱くなって
波も収まるに違いない。
と、信じていました。
小アジ釣りのポイントも風が強く
なかなかその場所にとどまれません。
イカリを降ろしても、思ったところに定まらず、
釣りにくい。
しかし、ポイントに定まれば
釣れる釣れる。
どんどん釣れる。
しかし、大きさがますます前回より大きくなって
多少その点が気になるなあ。
風が収まれば、沖へ出よう。
それまで時間があるから、
ぼちぼち釣れる程度で良いのに、
どんどん釣れる。
しかも、馬ズラハギとかが混じることも無く
ひたすら小アジの20cm弱が1回に4尾位上がってきます。
風が収まらないので、沖へ出られません。
どんどん小アジは釣れます。
生かしビクは、たちまちいっぱいになりました。
せめてマルアジだったら良いのになあー。
アオアジの20cmほどの大きさ。
これでは持って帰る気になりません。
さていつまで待っても、しかたがありませんので、
その近くで飲ませ釣りを始めました。
なかでも小さめの小アジを付けて
水深30m程の所を流しはじめました。
すると、直ぐに当たりがありました。
アオハタの25cmほどが上がって来ました。
こんな場所にもいるんだなー。
この調子なら、もっと釣れるに違いない。
と、25cm位は帰ってもらおう、
と、リリース。
さて、その後、当たりらしきはあるものの
エサはぼろぼろになる、時にはハリスごと無くなる
という状態が続きます。
サンキュウ(サバフグ)ですなあ。
仕掛けがもったいないなあ。
いくら太いアリスでも、
サバフグにはかなわない。
かなり、嫌な気分になってきました。
このままではどうしようもない。
多少は、風も弱まったような気もしますので
思いきって沖へ向かってみよう。
行ける所まで行ってから考えよう。
湾の出口近くまで来ました。
このあたりが一番波が高くて恐ろしい。
その向こうはどうか
と、見渡すと、むこうにも結構波がある。
あそこまで行って、またここを通って帰る時
はたして大丈夫だろうか。
それに、無理をしてあれくらいのところまで行ったとしても
大した釣果は期待薄いかも知れない、
と判断して、Uターン。
横波をまともに喰らわないように
ひやひやもの。
しかし、インフレータブルボートは安心。
横転することなく無事方向転換して
帰ることができました。
途中、深いところでも飲ませ釣りを試しました。
しかし、そこにもサバフグはたくさんいるようでした。
仕掛けがもったいない。

完全に嫌になって、手ぶらで帰りました。
10時半頃、港に帰ると、
また別のボートが出船準備をしていました。
「あんた、これからが釣りやすくなるんやで。」
なるほど、朝よりはるかに海面は穏やかそうです。
片づけが終わり、車で帰路についた頃には
ますます穏やかそうな海でした。
しかし、眠くて、そんなことどうでもいい気持ちでした。
やはり、時には早すぎる出船は損をするものだと
痛感しました。
ボート釣りは難しいものです。