ボート釣り まあ良し
2004.6.15
いつものように前夜から現地入りです。
夜の11時。
誰もいない海辺に車を留め、
外へ出てみると、
さわやかな空気、
空は晴れ渡り、きれいに天の川が見えます。
北の海にはたくさんのイカ釣りの船があり、
北に町があるのかと思うくらいです。
このところ、この季節にしては珍しいほど良く晴れ
空気が澄み、
本当に天の川がはっきり見えます。
しばし、美しい星空を鑑賞した後は、
車の中です。
アルコールを楽しみながら
明日の釣りを考え、
しばしの楽しい時間を過ごします。
この時間が楽しいんやなあ。
いつもは発泡酒1本だけですが、
今夜は缶チュウハイをもう1本。
悲しいほどささやかな贅沢です。
ポテトチップスと2本のアルコールで
お腹もふくれ、眠気も増して
ぐっすり寝よう。
しかし、窮屈な車中で、
なかなかぐっすりとは寝られません。
それでも、これまでよりは
よく寝られました。
さて、4時に起きてみると
もう1人ボート釣りの方が来ておられました。
スーパーショットに6馬力船外機、
ゴムぼーに表差し舵
3輪ドーリー、ボー研隊の旗、
なかなか手馴れた方のようです。
「アコウが釣れたら良いのですが。」
と、謙虚なことをおっしゃる。
前回の様子から、アコウが釣れないはずがない
と、思っていますが、
あまり大きなことは言わない方が良いので
「そうですね。」
くらの返事ですませて、
てきぱきと準備開始。
舟の組み立ての準備は
さすがにスーパーショットの方が
早く済まされました。
しかし、その後の
こまごましたことをやっておられて、
結局出船は僕のほうが早くなりました。
まずはいつものように小アジ釣りです。
大事なエサの調達です。
サビキ釣りですが、
そのサビキ仕掛けは
毎回水洗いして乾かしています。
もう3回目の使用くらいになります。
実際には、小アジを毎回15〜20匹しか釣らないので、
何回も使わないともったいないですから。
そう思うと、本当に安上がりの釣りです。
しかも、その仕掛けは
5本入りで300円位のものです。
そして、コマセのアミエビも一切撒きません。
魚探とその仕掛けだけで釣ります。
実に経済的だなあ。
藻に注意をしながら、
仕掛けを降ろします。
うっかり藻にからまって
大事な仕掛けを無くしたら
大変ですから。
せこいなあ!
順調に釣れて、たちまち
20匹ほど確保しました。
やや全体に大き目なのは
しかたがないですが、
それはいつものことです。
なんとかなりましょう。
スーパーショットの方も
同じように小アジ釣りをしておられました。
さあ、沖へ出発です。
今日はどんな魚がお相手をしてくれるでしょうか。
まずは、前回良い思いをしたあたりから探ってみます。
緊張しながら、竿先の変化を期待します。
さあ、来い。
しかし、
なかなかあたりがありません。
前回は、
それほど待たなくても
ガツーンと1匹目が来たような気がしますが、
今日は少し我慢が必要なようです。
それでも、やがて、
やや緊張がほぐれかけた頃、
竿先を引った繰るように来ました。
よし、これや!
初めは良く引いて、
やり取りを楽しみます。
しかし途中からややおとなしくなって
最後は、すんなり
上がって来たのは
45cmのアコウでした。
よしよし。
実は、前回思案したクーラーボックスについて、
やはり、今回は大き目のを用意しました。
もらい物の安そうなのが家にありましたので、
それを試しました。
もちろん
わざわざ新しいのを買うというようなことはしません。
本当に必要かもわかりませんから。
もっとも、
いつも使っているのも、
充分古くなっているのではありますが。
さて、もらいもののそれは、
ピクニックとかには充分良さそうですが、
釣りについてはどうでしょうか。
保冷力はあまりたいしたことがないかも知れないので、
凍らせた500ccのペットボトルを
5本入れて来ました。
それでも中は広いので
余裕で魚を入れられます。
「さあ!どんどん来いよ!」
しかし、なかなか後が続きません。
場所をうろうろします。
スーパーショットの方も、
やがて近くへ来て釣っておられます。
同じようにうろうろしておられます。
そのあたりにはナブラがたち、
鳥や漁船がそれを追いかけます。
空は快晴、
じりじり日が照り、
暑くなってきました。
日焼けが気になるなあ。
やや浅い場所、
やや深い場所、
その間のかけ上がり、
どこも反応がありません。
思い切って、少し遠くへ走ってみました。
さあ来いよ、
と元気な小アジを送ります。
しかし、なかなか反応がありません。
また場所を変えようかな、
と思いかけた頃、
竿かけの竿がペコペコと曲がっています。
よしよし、
と竿を持って巻き上げます。
なかなか良く引きます。
途中まで巻き上げても、
まだ引きます。
もうそこまで上がってきても
まだ頑張ります。
なんやろなあ?
やがて姿が見えました。
平たい!
「あれ?またエイか!」
「やられたなあ!」
「あれ?シッポが無い!」
「おっ、ヒラメや!」
そうと分かったら、慎重にタモ入れです。

48cmありました。
昔からヒラメはそれほど引かない、
というイメージでおりました。
しかし、それは
30cmほどの小さな型の場合のようです。
色々な本には
よく引くと書かれてあります。
その通り、
その時はなかなかよく引きました。
さて、大きなクーラーボックスで良かったでした。
体を大きく曲げることなく、
収めることができました。
場所移動はやめて、
そのあたりを探ります。
小さいながら、
ポツポツ釣れます。
しかし、アコウの30cmもない魚は
どんどん逃がしてやりました。
大きなアコウとヒラメがクーラーボックスに入っています。
もうあれだけあれば、
釣りをやめても良いくらいです。
しかし、釣り逃がしも何回かありました。
それが悔しい限りです。
特に1回
かなりの大物が掛かりました。
よく引いて
糸が途中で何回か出ました。
しかし、途中で針外れでした。
掛かりが浅かったようです。
ガッカリ
もしかしたら、
それもヒラメだったのかも知れません。
掛かりが浅かったのは、
合わせまでの時間が充分ではなかったのでしょう。
「ヒラメかも知れない?」
当たりの時に
そんな意識は、全くありませんでした。
暑さと眠気で、
ボーっとした頭で
仕掛けを降ろして、
そろそろ底につくなあ、という時に
がたがたと竿先が振るえ始め、
ゴんと来たから
合わせてしまいました。
そのあと、その反省から、
当たりがあったら、
充分時間をかけてあわせるようにしました。
1,2,3,4,5・・・・・・40
よし!
と合わせて、巻き上げました。
ゴンゴン引きます。
始めに引いて、
途中まで巻いてもまだ引いて、
かなり上まできてもまだ良く引いて、
これはまさしくヒラメに違いない!
と、ほくそえみながら海を覗くと、
細長い魚が見えます。
さて、これは何と言う魚だろうか?
一瞬思い出せませんでした。
よく見ると、
とても馴染みの深い
エソ
でした。
久しぶりで、
エソの事をすっかり忘れていました。
また、こんなこともありました。
かすかな当たりがあったので
糸を送りました。
1,2,3,4・・・・・40
えい!
と合わすと、
かなり大きい!
しかし、引かない。
んん?
底に引っかかっている。
がっかり。
し方がないので、引っ張ってみますが、
手で切れそうにないので、
シーアンカーを上げて
風上へボートを走らせて、
船外機の力でハリスを切ろうとします。
すると、フッと
軽くなったのですが、それでも
何か付いているという重さを感じます。
巻き上げると、
ガシラが上がって来ました。
糸を送ったので、
エサをくわえたガシラが
根にもぐったのですね。
んんー、難しいものです。
底が岩か砂かで、
考えないといけないなあ。
そんなことをしながら、
昼過ぎには当たりも無いし、
帰りたいしで
上がりました。
釣果です。

ヒラメは48cmと35cm
アコウは45cmと30cmと31cm
26cmのガシラ
大きいヒラメとアコウを刺身にさばきました。
しかし、ヒラメだけで充分な量ありそうなので、
アコウは後日ということにしました。
ヒラメの刺身で手巻き寿司にしました。
あらだきも作りました。

もちろんエンガワも充分楽しみました。
これまで、ヒラメのエンガワというものが、
それほど美味しいとは感じたことがありませんでした。
本当に美味しいものですね。
全く身の部分と違う味ですね。
これまで食べたのは、
味わうほどの量が無かったからでしょうか、
料理が上手くできなかったからでしょうか。
今回は、
良い物をいただきました。
良い釣りができました。
これだけの刺身ですから、
親子4人で食べきれず
嫁さんの実家へも急に届けました。
そちらでも、また、喜んでいただき、
僕の釣りが良いものだと
感じてもらいました。
次の釣りが行きやすくなったかな。
また、次が楽しみです。