ボート釣り 良い経験だった
2004.8.4
暑い。
毎日暑い。
どうしてこんなにこの夏は暑いのか。
こんな暑い時には、
わざわざ太陽の下へ出なくても、
涼しいところでゆっくりしていよう。
と、このところ、暑さにへこたれ、
釣り行きを控えていました。
また、この半月くらい、
クーラーで冷えるせいか、
肩から背中にかけて、こり がひどくて、
痛みさえ感じるということもあり、
何もかもやる気にならない、
ということもあり
なまけ者になっていました。
しかし、
こんなことでは良くない。
こんなことでは
無意味に時を過ごすだけだ。
また、ある釣りのホームページに
「毎日の仕事の疲れとは違った疲れを
週末の釣行ですることにより、
心がリフレッシュする。」
というようなことが書かれていました。
なるほど!
共感を得ました。
よし、疲れに行こう。
暑い外で過ごすと、こり も取れるに違いない。
ところが、この日は雨降りの予報で、
暑さよりも
土砂降りの雨の方が心配な天気の予報。
おかげで、暑さは和らぎそう。
しかし、雨と一緒に強風の心配もあり、
はたして出船できるだろうか。
そんなこともあり、
エサを買わずに行くことにしました。
海を見て、断念して帰って来ることもありえます。
出船できたら、
いつものようにサビキで小アジを釣って
生餌の飲ませ釣りをしよう。
さて、また前夜に出発。
窮屈な車中で寝ます。
しかし、暑くてなかなか寝られません。
窓を開けると涼しい。
しかし、蚊が入って来ました。
また寝られない。
「こんな苦労が良いんやなあ。」
と、自分に言いますが、
むなしくなりそう。
しかし、良い物があります。
電池式の蚊取り器具。
どうにかこうにか、
眠りに付くことができました。
さて、
やや夜明けも遅くなり、
多少、少し前よりゆっくり準備を始め
それでも5時半頃には出船しました。
まずは小アジを釣ります。
かなり大きいなあ。
しかし、少し浅いあたりを狙うと
丁度良い大きさのも釣れます。
よしよし、
今日は天気がどうなるか分かりません。
15匹ほどで沖を目指します。
まずはこのあたり
というところで流します。
なかなか当たりがありません。
どうしたのかなあ。
これだけ流したら、来ないのがおかしいのになあ。
と、昔の良い想い出を噛みしめます。
思いきって場所を大きく移動しました。
思ったより海は穏やかなので、
遠くまで行きました。
そこも凪いでいて、良いくらいの速さでボートが流れます。
これなら釣れないはずがないやろ。
しかし、なかなか当たりがありません。
やっと当たりがあったのは
2時間ほど流してからでした。
こんこんと竿先が動き、
一気に竿先が海中に突き刺さりました。
良いねえ、この光景は。
さて、何が釣れたか?
上がって来たのは
25cmほどのガシラでした。
小さいけれど
今日は貴重な釣果になりそうです。
写真を撮ろうとデジカメを出して
電源を入れると、あれ?動きません。
あれ・あれ?おかしいなあ。
そうだ、バッテリーを充電しようと外したままだった。
しかたがない。写真はあきらめよう。
時々当たりが出るようになりました。
しかし、早く合わせたせいか、
エサが大きかったせいか、
魚が小さかったせいか、
掛かりが浅く
何回かばらしました。
やっと次に上がったのは
30cmほどのアコウでした。
釣れない割りに小アジの消費は早く、
残りの小アジが少なくなったこともあり、
また、眠くなってきたこともあり、
飲ませ釣で、流しながら、
ジギングもやってみることにしました。
以前からナブラを見た時など、
慌ててジグを投げてみたことがありました。
しかし、釣れたことがありません。
ジギングにはかなり諦めを感じていたのですが、
色々なホームページを見ていると、
それなりに釣果を得ている方がおられます。
どこが悪いのか。
考えて見ると、どこも悪いのに違いない。
安物のジグではあかんのだろう。
リールもそれなりの物でないとあかんのやろう。
それで、今回は多少それなりの物を用意していました。
ナブラが見えたらしようと思っていましたが、
眠いのでじっとしていると
うつらうつらしそうなので、
動いていたくてやってみました。
ジグは1,000円ほどの高価なもの。
だから道具について、ジグには問題ないはず。
さてリールは、まだ釣れるか分からないので
安物の物の中で、
6号の糸を巻いて2千円ほどで売ってあるのがあったので、
それを使ってみよう。
多少、いや、かなりの不安材料になるかなあ。
竿については、以前から使っているもので、
これまたかなりの安物。
ホームセンターでバス釣り用として売られていた物で、
2千円ほどだったと思います。
これは道具としてはかなりまずいかなあ。
6号の道糸はナイロン糸だろうから、
アクションをつけても、
動きがダイレクトに伝わらない。
しかし、とりあえずやってみよう。
6号の道糸の先には、
8号の糸を、SFノットで結びつけています。
これだけは完璧かな。
さて、
ジグが底に着いたら、
しゃくりながら巻き上げます。
どうアクションを付けたら良いか、
テレビで見たのを思い出しながら、
適当に、派手に、眠気を飛ばせと
せっせと巻きます。
45mの水深の約半分くらい巻き上げたら、
また底まで落とします。
そしてまた巻きます。
その繰り返しをしながら、
飲ませ釣りの竿先を忘れずに、観察しています。
さて、巻き上げの5回目位、
中層まで巻き上げたから落とそうと、
巻きをやめた時、
それまでは、その時も竿先に感じていた
ジグの重さが感じられません。
糸が切れたような感じです。
「あれ?おかしい!」
と思った次の瞬間、
竿先がピクピクとして、
何か生き物の反応を感じました。
その次の瞬間に
竿先がバコーンと
海中に引き込まれました。
その引きはとても力強く、
耐えられそうにありません。
「本当に釣れたんだ!」
ジギングで初めて釣れた喜びと驚きと同時に、
不安が襲ってきました。
この大物を、上げることができるのか。
リールは必要があるとは思ってもいなかったので、
ドラッグの調整をしていませんでした。
しかたがないので、
ハンドルが逆転できるようにレバーを操作し、
糸を送れるようにしました。
このあたりは、慌てても冷静です。
かなり走ります。
糸を送ります。
しかし、考えてみると
中層で食いつきました。
底根からはかなり高い位置のはずです。
多少は糸を出しても大丈夫。
ところで、糸の一番細い部分でも道糸の6号です。
これなら、強引にいけるぞ。
そうとわかれば、かなり強気で引っ張ります。
相手の引きを竿でためようとします。
ところが、問題は竿が安物。
根元の、グリップとの接続部分から
折れてしまいそうです。
しかし、この引きは面白い。
糸は太いので、
余裕で楽しめます。
少しづつ巻き上げます。
リーダー糸のところまで巻き上げました。
8号の糸10mがリーダーです。
この引きならもう大丈夫。
竿がぎしぎし言っています。、
やがて上がって来たのは
ハマチでした。
後で計ると56cmありました。
これは面白かった。
こんなことで釣れるとは。
ジギングはすごいなあ。
良い経験をしたなあ。
しかし、ちょっと弱ったことになりました。
いつもの古いクーラーボックスしか持って来ていませんでした。
暑い時期なので、
凍らせたペットボトルも多めに入っています。
弱った!
魚が入らない。
しかし、かなり窮屈ながら、
なんとか魚を曲げて押し込みました。
どうにか蓋が閉まりました。
さて、その後もそのようなことがあるに違いない、
と、せっせ せっせ とジギングに励みます。
巻いて巻いて、
シャクッって、シャクッて
飲ませ釣はそっちのけ。
しかし、
もうあたりはありませんでした。
あれは交通事故のような、
偶然だったのでしょうか。
昼頃まで粘りましたが、
あたりも無いし、
上がることにしました。
さて、驚きました。
風裏の穏やかなその場所から帰りかけると、
まともに風を受ける場所を通ることになり、
そこはまるで別世界。
大荒れの海でした。
風に向かって、
白波を乗り越えて進むことになりました。
始めは余裕でした。
しかし、なかなかスピードを出せません。
途中で何度か波をかぶります。
オー!これは大変だー!
時間がかかります。
ふと嫌なことが頭をよぎります。
ガス欠です。
今日はタンクに満タンの燃料ではありませんでした。
とは言え、8割くらいは入っていました。
いつもいくら遠いところまで出ても、
4割くらいしか燃料を消耗しません。
その場所でも、
3割使うかどうか位の距離ですが、
こんな風に向かっての運転では、
時間も掛かるし、
距離も割りに、大いに燃料を消耗しそうです。
燃料タンクを持ち上げてみると
結構重い。
中身はまだある。
大丈夫だろう。
しかし、いつもなら20分くらいで帰られるのに、
40分かかってようやく出船地が
見えはじめました。
もう一度持ち上げます。
燃料タンクが軽い。
大丈夫だろうか。
あそこまで進めるか?
2馬力のボートが広がりつつあるようですが、
この状況ではあかんやろうなあ。
なんとか、無事着岸できました。
燃料タンクを地面に置くと
まだ、4割くらい燃料は残っていました。
重さもそこそこあります。
あの時は、
かなり力が入っていたのでしょう。
軽く感じました。
これもまた良い経験をしました。
さて、
もう1つの経験は
帰宅して、
クーラーボックスを開けると、
なんと魚が冷えていないのです。
魚が、氷のペットボトルの上になってしまったので
ほとんど冷えていなくて、
身が柔らかくなりかけていました。
慌ててさばいて、
その夜に刺身とあら煮にして
いただきました。
やはりクーラーは大きめでないといかんなあ。
特に暑い時期は
氷の入る量も考えて、
余裕の大きさの物が必要だろうなあ。
これが、クーラーボックスから出した魚です。

かなりがたがたになっています。
あまり美味しそうではないなあ。
実際、身が柔らかく
プリプリした感じが全く無くて
とても残念でした。
失敗でした。
他の魚です。

クーラーボックスの底のあたりにあったので、
こちらは新鮮でした。
何と言っても魚体が小さいから、
氷の間にこそっと収まって・・・
さて、今回もエサ代は無料の釣りでした。
次はどんな釣を楽しみましょうか。
もう秋の様子に変わるでしょうねえ。