ボート釣り 北風にやられた
2005.6.13

この日は月曜日。
ということは、
もしかしたらあの人も来るかも
という予感を感じながら
前夜から車中で睡眠。
朝、目を覚ますと、
やはり車がとまっている。
しかし車種が違う。
確か、近く車を変えるとはおっしゃっていた。
あの人の可能性は充分ある。
とりあえずボートの用意をする。
てきぱきと30分で済まして
スロープの方へ行くと、
やはりあの方で、
挨拶を交わした。
堺市から来られるUさん。
「関西の釣り」でお名前を拝見した方。
今日の狙いは同じらしい。
お互いに
完全フカセ釣りは
まだその気になっていない。

その頃に、
もう1台カートップでボートを積んだ車が来た。
スロープを開けるためにも、
お先に出船した。

まずは小アジ釣り。
前回失敗しているので、
今回はコマセアミエビを買って来ていた。
魚探とGPSを使い、
前回釣れたあたりにボートを固定する。
コマセ無しで何とか釣れたから、
あれから時もたって夏が近づいているし
アミエビも撒くから
直ぐに釣れるはずだ、
と、思い込んでいたら
全く釣れない。
これは、どういうことだ。

しばらくしてU氏も出て来られた。
U氏も別のポイントで
小アジ釣り。

先に釣られるかもしれないなあ、
と、思っていたら、
あちらのポイントもあまり釣れない様子。
ポイントを変えておられる。

その頃には
後から来られたカートップの方も出て来られ、
沖を目指して一目散に行かれた。
あの方、小アジを釣らないということは、
完全フカセ釣りかな?
よく見ると有名な旗を揚げておられる。
ほー、これは面白い日になりそうだ。

さて、小アジ釣り
僕も初めの場所でかなり粘ったけれど、
どうにも釣れないので
もう一度ポイントを探る。
他に餌を買って来ていないので、
小アジが釣れなかったら、
早くも帰るしかない。
どうしても釣らないといけない。

すると、少し動いたところで
魚探に良い反応のところがあった。
そこで釣り始めたら
1投目から18cm位の小アジが釣れた。
ここや!
丁度その頃、
U氏がやって来られた。
「もうたくさん釣れて沖へ行きます。」
というお話かと思ったら、
同じくあまり釣れていない様子。
ここが良さそうと伝え、
そこで二人で釣り始めた。
ひっきりなしにたくさん釣れる訳ではないけれど、
何とかポツポツ釣れた。
10尾弱釣れたところで、
1時間半ほどたったし、
アミエビも無くなったので、
沖を目指すことにした。
丁度その頃
また別のもう1艘のボートが出てきた。
U氏の知り合いらしく、
挨拶をして、
小アジのポイントを譲って
沖へ向かった。

湾奥から見ると穏やかな海だと思っていた。
U氏や先に沖へ行かれたもう1艘も
そこらには全く見えない。
相当沖へ行かれたに違いないが、
たいそうな波がある。
北からの風のせいだ。
この波なのに、よく沖へ行かれたなあ。
あの2艘が出て行った
ということが無かったら、
僕は引き返したかも知れない、
というくらいの波だ。

それでも、
そろりそろりと岸よりのポイントまでたどり着いた。
シーアンカーを入れて流し釣り。



風が強く、ボートが速く流れる。
大き目の小アジを餌に
底へ送る。
ボートが速く流れるので、
糸が斜めになる。
底がとりにくい。
仕掛けを上げ下げしていたら、
いきなり
ガツーーン、
と竿先を引っ張られた。
餌が大きいということを思って、
少し送ってから、
多少送りが足らないかと不安を感じながら
合わせた。
何とか乗っている。
それほどの引きではない。
やがて上がって来たのはアコウ。
40センチ弱。
この海況、
何とか魚が釣れてほっとした。
これで帰れる。

そのあとそのあたりを流すが、
風が強く、直ぐにボートが流され、
糸が斜めになって
根掛かりする。
釣りにくい。

その頃には
沖に2艘のボートが確認できた。
あの2艘が行っているなら
このボートももう少し沖まで行けるやろ。
ということで、
やや沖の砂地のところを流すことにした。
砂地のところなら根掛かりは心配ない。
しかし、
魚は少ないので
あたりは少ないかも。

岸向きに流れる風なので、
ポイントの沖へ行ってボートを止める。
シーアンカーで流す。
U氏が様子を聞きに来られた。
U氏は大物に糸を切られたとおっしゃる。
それは惜しいことを。
釣れたのは小物が数尾で、
大物はまだらしい。
頑張りましょう!
と言って別れた。

その少し沖では、
ボートを固定しておられる。
完全フカセかな。
邪魔をしないよう、
近づき過ぎないようにしないといけない。

ボートが速く流れるので、
とにかくあたりがわかりにくい。
糸が斜め45度くらいになる。
時々底がとれているか確認をするために
竿を上げ下げする。
それが多少なりとも
誘いになる。

丁度そんなことをした後、
少ししてから、
何となく竿先に変な動きを感じた。
あたりかどうか確信は無かったが、
もしかしたら、
そうだと良いな、
という程度。
とにかく糸を送った。
根掛かりの心配ないところだったから、
思い切り送った。
30秒ほど送り続けた。
ボートは速く流れるので
たいそう糸を出した。

もう良かろ、
と、リールのクラッチを入れて、
糸の出が止まったところで、
竿をあおった。
何か引っ掛かった。
という感じ。
確かに重いが、
全く引かない。
藻か蛸かな。
暇で手もそれほど疲れていないので、
手で巻いた。
いくら巻いても
全く引く様子が無い。
重いのは確かに重い。
さて何が引っ掛かっているか。
海中を睨んでいると、
平たい地味な色の魚が浮かんで来た。
ヒラメだ。
慌ててタモを取って、
慎重にすくった。



おとなしく上がって来たけど、
タモに入ってから暴れた。
よしよし。

昨年、ヒラメを釣った時には
2尾釣れたので、
もう1尾釣れるかも
と頑張った。
しかし、
それっきりだった。
11時過ぎで、
時間はあるが夕食に間に合ったら良いな、
と昼ごろには上がることにした。

U氏に挨拶をと思ったけれど、
どこかわからない。

湾へ入った時に2艘あって、
あちらかと思った方が違っていて、
後戻りするのも何なので
もう、失礼ながら
そのまま上がってしまった。

片付けて、車で出発して200mほど進んだ時に、
沖でフカセ釣りをしておられたボートが帰って来た。
もう少し早く帰って来られたら
ご挨拶できたのになあ。

さて、帰って、
ヒラメを出してみたら、
大きかった。



51cmあった。
釣れた時には小さいと思ったのに。

急いでさばいて、
刺身用のさくとえんがわを
嫁さんの実家にも配り、
次回釣行への気配りをして、
その夜、
美味しくいただいた。
子供も喜んで食べた。

あの荒海の中、
あの方達のおかげで、
美味しい釣りができた。


ネットで拝見したら、
フカセ釣りの方も
良い釣果を上げておられた。
よく、あの風と波の中頑張られたものだと思う。
アンカーを入れているので、
大波が来ても直ぐに逃げられない
ということがあるのに。
すばらしい。




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