ボート釣り ただでは帰れん
2005.9.28
ちょっと久し振りのマーナ号での釣り。
勢い一杯で
前夜から出発。
狭い車中での睡眠。
夕方から用事があるので
早く帰らないといけない。
それから
午後から風が強くなるという予報。
しかし、
波の高さは午後の方が小さくなる。
どうしたものか?
用事の都合と風との相談だあ!
ということで、早朝狙い。
明るくなりかけた早朝の港には
岸からのイカ釣り師が2名、
ボートを出そうとしている人が4名ほどいて、
駐車場はけっこう混んでいる。
こんな状態が翌日に大きく響くとは
この時は思いもしなかった。
5:50頃に出船。
今日もまた赤い魚狙い。
一目散に沖のポイントを目指そう。
しかし、風が強い。
北からの風だ。
これはあかんなあ!

沖へ出られそうに無い。
他のボートを見ると
皆さん岸よりで釣っておられる。
飲ませ釣りの為の小アジ釣りか、
とも思われるが、
きっとイカ狙いだろう。
風裏もあるようで、
穏やかに狙っておられるだろうボートも見える。
エギの準備もしては来たが、
岸からでも釣れるので
せっかくのボート釣りだから、
あくまでも魚狙い。
しかし、沖の思ったポイントへ出られないとなると
弱ったものだ。
仕方が無いので、
そこらあたりの釣りができそうなところで
仕掛けを降ろしてみることにした。
全く実績が無いことは無い。
昔は結構釣れた
と、地元のかたから聞いた事がある。
風に負けても、
ここまで来たら
ただでは帰れん!
オキアミを餌に
40mほどの海底を探る。
風で流されるボートを
エンジンで戻しながらの釣り。
片手で釣竿、
片手で船外機を操作しながらの釣り。
忙しい。
時々来る大波を気にしながらの
スリルも味わえる。
そんな嬉しいような悲しいようなことをしていたら、
かすかなあたり。
おっ、魚がおるな。
一呼吸おいて合わせた。
どうやら何か掛かった。
何だろう?
それほど大きくは無い。
やがてきれいな色の魚が上がって来た。
20cmほどのイトヨリだ。
今夜は塩焼きだな。
小さいけどこの海の状態だから
ゴメン。
その後も、風に流されながら
同じような釣りを試みる。
同じような大きさのイトヨリを追加しながら
流していると、
ひときわよく引く魚が掛かった。
これはアマダイか?
という期待もあったけど

やや大きなイトヨリ、
35cmあった。
こんな風のなかの釣り、
かなり諦めていたので、
非常に嬉しい。
また掛かった。
これは引き方が変わっている。
巻き上げる時にビリビリと引く。
何だろう。
そこそこの大きさだ。
すると、

30cmほどのアジだった。
ほー!
こんなアジもおるのか?
結構面白くなって来た。
時刻は、まだ8時位。
その後
一段とよく引く魚が釣れた。
かなりの手ごたえだ。
なかなか上がって来ない。
過去に電動リールに任せて失敗しているので、
手で慎重に巻いた。
やがて魚が見えてきた。
イトヨリが見えるが20cmちょっとしかない。
こんな魚があんなに引くのかなあ?
と抜き上げようとすると、
そのイトヨリが空しく中に浮いているのに、
まだ下から引っ張る。
もう1尾下にいる。
2本針の仕掛けだから、
ダブルで来たな。

50cmほどのサゴシが下から現われた。
これは美味しい魚だ。
小さなクーラーだったから
結構クーラーが一杯になってきた。
それから、
パンを食べたりする時に
仕掛けを海面につけていたら、
海面近くでオキアミに食いつく魚がいた。

シイラの子供だった。
ここにはこんなのもいるのだなあ。
その後もイトヨリを追加し、
また時おり
当たりも感じないまま
ハリスを切る魚に悩まされた。
サバフグだろうなあ。
小さなサバフグなら針に掛かるが、
大きなサバフグは一気に針を飲み込み
ハリスを切ってしまう。
きっと、
そんな大きなサバフグがいるのに違いない。
9時頃になるとあたりが遠のき、
風もおさまる気配が無く、
どちらかと言うと風は
強くなっているようにも思うので、
9時半に上がった。
さすがにこんな早く上がった人は
他には無くて
空いた場所で片づけができた。
釣果は

20cm〜35cmのイトヨリが9尾
30cm強のアジが1尾
50cmのサゴシ 1尾
イトヨリは塩焼きに
アジは迷ったのだけど、
夕方から用事があったので
アジも塩焼きになった。
そして、翌日に
サゴシはムニエルになった。

さて、この日の釣りはこれで終わったのだけど、
話の続きがある。
たまたま翌日も休みだったので、
沖へ出られなかったのが残念で、
また翌日も出かけた。
同じような時間で臨んだ。
駐車場は満杯かなあ
と、心配したが、
全く、
1台の車も無かった。
どうなんだろう?
と不思議なくらい。
海は大荒れと言うことも無く、
岸からの人には
そんなこと
それほど大きなことでもないはず。
不思議だなあ。
と、思いながら駐車場に着きかけると、
後ろから別の車がついてきた。
同時に到着したようだ。
その車を気遣い
やや奥の方に駐車した。
ところがその車も
同じく奥の方まで来て、
僕の車のぎりぎり横に止めた。
混雑した場所ではなく、
他に車は無いのだし、
もっと余裕の場所を空けて
車を止めてもらわないと、
ドアを開けるのにも気遣うくらいでは、
ボートの準備がやりにくい。
あと4台くらい入って来たとしても、
まだまだあっちは開いている。
しかたがないので、
もっと奥の方にもう1台分の間を空けて
僕の車を止めなおした。
準備がやりやすそうだけど、
奥のスペースがあまり無い。
さて、
もう1台のその車を見ると
見たことのある車だ。
降りてきた人も見たことがある。
何と昨日も隣に止まっていた車だ。
その人も昨日では満足できずに
また来たらしい。
イカ釣りが目的らしい。
昨日は風が強くて
釣りにくかったらしい。
そんな話をして準備開始。
昨日はたくさんの車だったから
その人はきっとその日も
後からどんどん車が入って来ると
考えたに違いない。
駐車場の奥に水がたまっていて
狭いスペースを気にしながら
ボートを膨らます。
その時、
膨らんだボートが船外機を倒し、
嫌な音がした。
見たところ大丈夫そうだけど、
やや心配しながら出船準備を整えた。
さて、燃料ホースを取り付け
これが準備の最後だ
という時になって、
ホースが船外機にセットできない。
動きが硬くなったなあ、
と思ったけれど、
そんなものではなかった。
船外機の燃料ホースの取り付け部が
変形していた。
倒れた時にアーム部分があたり、
変形したようだ。

全く不注意だった。
プライヤーで修正できないかと試みたが、
とてもそんなことで、
命を預ける船外機を動かす気には
なれなかった。
諦めて、撤収。
沖へ出て行ったボートが、
強風で戻って来るのを見ながら、
港を後にした。
良い経験だった。
あれが、
凪いだ海の日だったらと思うと・・・