今年のボート初釣り
2008.4.16
遅くなったけれど、今年のボートの初釣りができた。
どんなにこの日が待ち遠しかったことか。
母親の糖尿がなかなか回復せず、
通院の付き添いに時間をとられる日が多い。
しかし、休日の度に毎回通院という訳ではない。
でも、ボートを出せる穏やかな日となると、
確立が低くなる。
やっと好条件の日が来た、
とは言っても、病気のことが気にならない訳はない。
これからどうしたものかと、途方にくれる。
しかし、考え悩んでも仕方がない。
たまには息抜きをさせてもらおう。
毎年この時期には、キス釣りで良い思いをしている。
緑の藻がまだ生えていないから、この時期のほうが釣り易い。
ポイントにあたれば、結構釣れる。
ところが、この二日前に、あるブログを見てしまった。
サゴシが釣れているところがあるようだ。
サゴシは大変嬉しい魚だ。
糖尿の患者には良い。
キスだと、天ぷらが美味しい。
しかし、カロリーが高いので、
健康的ではない。
サゴシを焼いたり煮たりする方が、健康的な料理になる。
ヘルパーさんもサゴシの料理をしてくださっているようだ。
昨年末にたくさん釣ったサゴシを冷凍しておいたのだけど、
料理してくださり、もう無くなったところだ。
冬に60cm位の大きさだったサゴシが、どれ位大きくなっているかなあ。
サワラと呼べる位になっているかなあ。
どんな手ごたえか、楽しみだ。
あまりにも朝早いのは、長い時間釣りをする前に眠くなって
釣りどころではなくなるので、
明るくなってから出発。
天気予報では午前中は晴れ。
しかし、早朝、空は既に雲に覆われていた。
道中、葉桜があちこちに見られ、きれいな景色を楽しむことができた。
海辺には7時前に到着。
穏やかな海。
他に1人、ボートの出船の準備をしている人がいた。
リトルボートのフェニックスか何か、小さなFRP製ボートのように見えた。
エンジンは2馬力。
こちらから挨拶をすると、挨拶を返してくださった。
気持ちが良い。
「今日は穏やかで安心ですね。」
「そうですね。たくさん釣れると良いですね。」
「お気を付けて。」
そんな会話をして、先に出船して行かれた。
さて、こちらもてきぱきと準備を進め、7時半頃には出船した。
いつもの竹の棒のおかげで、スムーズに岸から離れた。
心配だったエンジンの始動も問題なく、2回目に引っ張ったところで
ブルンとかかった。
しばらく暖気運転をしながら、ドーリーを上げて、チョークを戻し、
アクセルを3回ほどブルンブルン、としてクラッチを前進に入れた。
ここでエンストすることがあり、そうなると大変だったりするが、
問題なく岸際から離れることができた。
海は、この上無く穏やか。
次第に岸から離れていく。
春の朝のさわやかな空気が頬をなで、ボートの準備でほてった身体を
心地よく冷ましてくれた。
日頃のしがらみやらから、一時的でも次第に解放される瞬間を感じる。
今日も頼むぞ、曳き釣りの仕掛け。
この釣りは面白い。
小物は掛からない。
大物が掛かる。
しかし、大物がいなかったら何も掛からない。
さて、今日はどうなることやら。
あの情報通りなら、必ず釣れるだろうけど。
サゴシ10本くらいは期待できるに違いない。
と、知らぬ間にほくそ笑む。
エンジンの調子は良い。
写真には写らなかったが、冷却水も勢い良く出ている。
よしよし。
今日も、楽しいく釣りができそうだ。
さっそく曳き釣りの開始。
まだ、過去に釣れたポイントからは遠いけど、
どこがポイントになっているか分からない。
昨年の初冬ほど多くの当たりは無い。
そこそこ走って、以前にもかなりの確立で掛かった場所にさしかかった時、
待望の当たりがあった。
よし、魚はいた。
手で撒きにかかった。
そこそこ、大きそうな手ごたえ。
しかし、運が悪いことに漁船がこちらに向かって走って来るではないか。
どちらに避けようかと思案をしながら、巻くのを中断してしまっている間に、
魚の重みが無くなってしまった。
針が外れた。
悔しい!
でも、釣れる事は分かった。
そのまましばらく曳き続けた。
しかし、良さそうな場所を引いて回ったけれど、
次の当たりが無かった。
沖の方まで曳いてみた。
そこも穏やか。
まるで池みたい。
ここまで来たら、フラフラ釣りもしてみよう。
曳き釣りに当たりが無いのだから。
GPSと魚探を見ながら、根のあたりの魚影があるあたりを重点的に
フラフラを落としては、巻き巻きした。
やがて、か弱い当たりがあり、重くなって釣れた。
小さなガシラ。
同じくらいの小さなガシラが、相手をしてくれた。
小さいので、逃がしてやる。
リリースしたガシラは、一旦はもぐって行くが、
やがて浮いてしまい、注意深いカモメがどこからともなくやって来て、
突つき始める。
それを見たトンビが飛来し、掴んで飛んで行った。
その後もカモメが見張りのように貼り付いている。
仕方がないので、明らかに助かりそうにないガシラは持って帰ることにした。
結局5尾のガシラが掛かったが、どれも20cmもない小さなサイズばかり。
手ごたえで大きそうに無かったら、できるだけゆっくりリールを巻いて
ガシラを弱らせないように心がけたが、40mほどあったので
結局どれも弱らせてしまった。
悪いことをしてしまった。
フラフラ釣りを諦め場所を移動。
せっかくだから、その間も曳き釣りをしながら。
曳き釣りの時は、GPSの速度表示を参考にしながら
時速8〜10km程度で走る。
当たりは、まず赤いゴムひもが伸びたり縮んだりする。
そのあとしばらくすると、潜行板が浮かんで水の抵抗が弱くなるので、
ゴムひもが縮む。
余裕があれば、手で糸を持っている。
魚が掛かりかけると、手に感じる。
ゴツゴツと違和感があり、やがて掛かると重くなる。
しかし、なかなか当たりが無い。
当たりがある時の手ごたえは、なかなか良いものだ。
走っている途中に、魚が跳ねたのが見えた。
進路を変更し、そこを曳きながら走ったら、直ぐに掛かった。
よしよし。
しかし、タモで掬う時に失敗。
悔しい!
2本続けて取りそこなうとは。
その後、そのあたりをしつこく流したがだめだった。
仕方がないので、また場所を移動。
初めに掛けたあたりを流すことにした。
過去には、必ずこの場所では掛かったものだ。
何回か流した。
何回か目に、やっとサゴシを上げることが出来た。
ほっとした。
小さなガシラだけでは、あまりにも寂し過ぎる。
その後は、その場所だけで狙った。
行ったり来たりした。
すると、続けて掛かるようになった。
1度、その辺りにボートを止めて、風と潮にはボートが流されながら、
ジグを投げてみた。
岸から釣った要領で、同じジグをしゃくってみた。
しかし、それには掛からなかった。
不思議なことに、ジグを諦め、また曳き釣りをするとサゴシが掛かった。
ようするに、ジギングが下手なだけなのだろう。
とほほ・・・
さて、釣果。
サゴシは写っていない分も含めて全部で6本
小さなガシラ2尾。
サゴシの取り逃がしは、3本あったから、9本掛けて6本取れた、
ということになる。
さて、料理。
まずは、フライ。
この写真では、右下のあたりがサゴシの切り身のフライ。
悪くはなかった。
それから、
しめ鯖風にしてみた。
これも悪くはなかった。
しかし、どちらも、「これは最高に美味しいなあ!!」
というほどではなかった。
やはり、単純だけど塩焼きにした時の味が、一番美味しかった。
1本は、塩焼き用に裁いて、冷凍してある。
またそれが楽しみだ。
さて、次はどんな釣りができるかな。
今回は、疑似餌ばかりの釣りだった。
あまりに釣れない時間が長かったので、
多少、退屈した。
次は何か餌を持って行こう。
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