ボート釣り サゴシ釣り
2008.4.23
母親が入院した。ひどい糖尿だ。
世話が必要だろうから、しばらく釣りには行けないと、思っていた。
ところが、ありがたいことに、病院での付き添いは必要ないとのこと。
夕方に様子を見に行き、着替えを持って帰り洗濯し、
次の日に持って行ったりすることくらい。
たまに、お箸やスプーンを用意したり、お茶を注いだりと、食事の世話はする。
昼間や夜間の付き添いは必要ないとのこと。
この休みの日、それでは、夕方に病院へ行くことにして、昼過ぎまで釣りに行くことにした。
とは言え、寝不足で、夕方ふらふらの状態というのも具合が悪いやろ、
ということで朝はゆっくり目とした。
このところ日が長くなったものだ。
もうすっかり太陽が昇っている。
6月の20日過ぎが夏至。
それまで、あと2ヶ月くらい。
10月頃の釣りに良い季節は、秋分を過ぎてからのことになる。
8月20日頃が、今と同じ位の日の長さになる。
これからしばらくは、朝早く夜が明ける。
夜明けを狙うと、眠い釣りになるなあ。
海辺には7時頃に到着。
車が3台あった。
既に海へ出ておられる様子。
人影もボートも見えない。
てきぱきと準備を進めたいところだったけど、
膨らましたボートの空気を入れる所から、
わずかではあるが「スーー」っと、エアー漏れの音が聞こえる。
非常にありがたくない音。
空気ベンに異物が付いて、そのわずかな隙間から空気が漏れているのに違いない。
もう一度空気を抜くことになるけれど、
ベンの部分を外して、水で濡らしたタオルで掃除をして、
真空グリスの代わりになればと、唾液を付けて取り付けなおした。
空気を入れなおすと、今度は空気漏れの音はしない。
これで安心だ。
7時45分頃には出船できた。
おそらく早朝は穏やかであったろう海面には、風が作るさざ波が見え始めていた。
それを避けるためにか、ボートが戻って来て、岸の近くで釣りをしていた。
このくらいの風で逃げるとは!
と思えば、やはり2馬力のボートだった。
安全に気を付けておられることは、大いに良いことだけど、
免許を取って、もっと大きな船外機にされたら良いのにと思う。
命がかかっていることだから、そう思うと、安いものなのに。
風は、予報では南よりの風。
南西から吹いたり南東から吹いたりするはず。
しかし、陸地の地形により、結構違う方向から吹いたりするから、
何回もその場所を経験するしかない。
エンジンは快調。
1回で始動した。
水も勢い良く出ている。
そういえば、ボートを出してエンジンをかけて直ぐの頃に、管理人の方が駐車場を見に来られた。
駐車料金の紙を、車に付けに来られたのだと思う。
いつも、帰って来たら、ワイパーに紙が挟んである。
出合ったことがなかったので、どんな人か分からなかった。
浮かんでしまっていたが、まだ、声が届く距離だったので、
「帰りで良いですか?」
と、叫んだら、手を振ってOKの合図をしてくださった。
なんか、気持ちが良かった。
さて、小波を乗り越え沖へ進む。
そこそこの風があり、波しぶきに、ちょっと注意をしながらの走行となった。
そろそろ、過去に曳き釣りで釣れたあたりにさしかかると、
潜行板を下ろした。
港の防波堤では、何人か竿を出している。
以前はあそこに僕もいた。
遠い昔だ。
海はもっと広い。
やはり今回も、秋のポイントでは当たりが無かった。
そのまま沖へ走った。
すると、やはり前回当たりがあった辺りにさしかかると1本目が掛かった。
よしよし、今回も何とかなりそうだ。
そのまま、沖の別のポイントに向かった。
過去にアマダイやイトヨリを釣ったあたり。
そこまで行くと、風が止み、海は穏やか。
天秤の仕掛けに、オキアミを付けて底を探ってみた。
底をとったあと、ハリス分の1.5mほど巻き上げて、
一呼吸置いて、そーーーっと竿を立てていく。
海底から、オキアミがふわーーっと舞い上がるイメージを描く。
底にいた魚が、逃げて行く餌を追いかけ、ぱくっと食いつく。
・・・しかし、この時はなかなか食いつかなかった。
その気になっていただけなかったか、
そこにおられなかったか、
いかがされたか・・・・
時おり餌を確認すると、オキアミが無い。
小魚がいるなあ。
よし!と気合を入れて、もっと竿先に神経を集中していたら、
わずかな当たりを感じた。
揺れるボートの上で、わずかな竿先の変化は、微妙なことが多い。
少し送って、一呼吸置いて合わせた。
しかし、乗らなかった。
その後、しばらくして同じようなことがあり、
今度はかかった。
しかし、小さなホウボウかカナガシラかが上がってきた。
元気だったので、海へお帰りいただいた。
やや風が出てきたので、シーアンカーを使っての流し釣り。
魚探で底の様子を見ていると、いかにも変化がある所にさしかかると、
当たりがある。
しかし、掛かっても小さなガシラかベラだった。
ガシラは前回リリースしても、ことごとく鳥の餌食になったので、
かわいそうだけど、持って帰った。
ベラはやや大きかったし、これが意外に美味しいということを知ってしまったので、
これまた持って帰った。
ところで、漁船が2艘ずつならんで大きなエンジン音をとどろかしながら、あちこち走っている。
3つのペアを組んで、沖へ行ったり岸の方へ行ったりと忙しいことだ。
それが、時おりこちらの近くまでやってくる。
そのたびに、ひやひやしたり、そわそわしたりするのだが、
おそらくキビナゴの群れを網ですくっているのだろう。
時おり、魚探に、上〜中層あたりに群れの反応が映る。
それがそのキビナゴの群れなのだろう。
サゴシが増えている。
この辺りでは、かなりの水揚げ量となっているらしい。
サゴシが増えたら、サゴシが食べる小魚が減って、
生態系に影響が出るだろうと心配していたけど、
漁師さんもこれだけ熱心・勤勉に小魚を取っておられたら、
あまり心配は要らないかもしれない。!?
当たりはあっても大物は掛からない。
そして、あまり嬉しい当たりも無い。
鳥は元気に飛んでいたり、海面で待っていたりする。
朝のうちの良い天気は、いつの間にか曇り空。
そうなると風は収まり、穏やかな海になってきた。
時間があまり無くなってきたので、
本命のサゴシ狙いに戻ることにした。
曳き釣りの開始。
朝、1本掛けた辺りに戻る。
その辺りから前回掛かった辺りをぐるぐる回ってみた。
すると、朝の場所でまた掛かった。
必ずそこを流すと掛かった。
立て続けに3本掛かった。
上の画像は、曳いているところ。
動画も、まだ掛かる前。
スピードの変化により、ゴムが伸びたり縮んだりしているが、
まだ当たりが出る前。
掛かったので、スピードを落とし、手で糸を手繰りにかかる様子はこれ。
赤いゴムひもが伸びたり縮んだりと、びょンびょンして、どさくさしている。
釣れたサゴシをつかむと、口から小さな魚が一杯出てきた。
キビナゴだろう。
さて、その場所には必ずサゴシがいる。
必ず掛かるので、いるのに違いない。
それではと、ジグを投げてみることにした。
いちいちボートを走らせて、そこを通らないと釣れないのでは効率が悪い。
ジグで釣るほうが、短時間で釣れる。
効率が良いはず。
前回もやったのだけど、さっぱり掛からなかった。
しかし、今回はかなり場所を絞ることができた。
この場所というエリアを定めて、そこにジグを投げた。
お正月頃に、あれだけ岸からのジギングをやったのだから、
釣れないはずが無い。
あの時のアクションを思い出しながら、竿とリールを操った。
そしたら、何投目かに違和感を感じた。
そして、その後何投目回に掛かった。
しかし、その直後にスパッとリーダーを切られ軽くなった。
ジグの頭から食って来たのか。
次は、最初速めに巻き、途中からややスピードを落としてみた。
するとジグを追いかけて来て、後ろから食いつくに違いないと想像した。
すると、その何投目かに来た。
正月頃に使い慣れたシステムなので、どれほどまで耐えられるか熟知している。
無事に取り込めた。
やはり、太い糸を使う曳き釣りより、竿のほうがやり取りは面白かった。
昼過ぎまで浮かんでいたが、時間が無い。
急いで上陸した。
ボートの片付けをしている時、投げ釣りの2人組が来た。
作業をしながら様子を見ていたけど、全く釣れていない様子。
キス狙いのようだけど、あの2人の投げ入れていたあたりは、
たいそう浅いところだった。
いつものように、駐車料金を請求する紙が、ワイパーに挟んであった。
朝の、あのおじさんが挟んだのだろう。
「ありがとうございました。」と書いて、料金箱に入れて海を後にした。
病院へ寄るため、途中で顔を洗ったり、髪を直したりしたのは
言うまでもないことだ。
さて釣果
写真には写っていないが、サゴシは全部で6本釣れた。
前回と違い、取り損ないは無かった。
小さなガシラとベラもいる。
サゴシ3本は、写真を写す前にさばいて嫁さんの実家に届けた。
サゴシ2本とガシラはさばいてひとまず冷凍に。
そして、サゴシ1本を塩焼きにしていただいた。
ベラも一緒に塩焼きにした。
子供がたいそう喜んで食べてくれた。
ありがたいことではある。
さて、次は、そろそろキス釣りをしておきたいなあ。
やはりキスのてんぷらは子供が大いに喜ぶ。
骨のから揚げがまた美味しい。
しかし、ビールがすすむのが怖いなあ。
蛸も釣れて、このから揚げがまた美味しい。
また、ビールが進むなあ。
通風が心配になるなあ。
そんなことを、思い浮かべるのが楽しい。
次は、いつになることやら。
その前に、M氏の番外編が入りそうな・・・・
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