ボート釣り 難しいものだ
 2008.6.10

 田植えが終わり一安心だけど、
父親が体調を崩し、これまた困った。

あとの片づけがさっぱり終わっていない。
久しぶりの連休だけど、これをほっておいて釣行すると
おそらく気になって仕方がなかろう。

ということで、前日にある程度片付けてしまおう。
本当はおおかた終わらせたかったけれど、
たいそうな雨降りになり、
濡れた身体が寒くなってきたので、ほどほどでやめた。


さて、この時期はヒラメを狙いたい。
この時期にいつも釣れている。

あの美味しいエンガワのことを考えながら、
この数日を過ごした。

楽しいことを思い浮かべながらなら、
つらいことも苦にならない。



さて、まだ暗いうちに出発。
とは言っても、以前なら現地に前夜に到着して、狭い車中で寝て、
薄暗いうちにボートの準備をして、
明るくなると出船、
ということをしていたのだが、
狭い車中では熟睡できないので、後々も身体がだるくて
どうにもいけない。

だからこのところ、未明の出発。
短いながらも熟睡はできる。



ラジオを聴きながら、あれこれ想像しながらのドライブ。
眠いけれど、悪くはない。



海辺に到着する頃には、すっかり明るくなっている。
海は穏やかな様子。

陸からイカ釣りの人が何人かいる。

そして、ボート釣りの人も1人おられ、
この方も先ほど到着された様子で、
準備を始められたところだった。

前回より、てきぱきと準備を進め、
出船しようと海辺にボートを移動する時に、
先ほどのボート釣りの人に挨拶をすると、
以前にお出会いしたことのある方だった。

以前は、インフレータブルに8馬力を積んでおられた方だった。
8馬力が壊れたそうで、今は4馬力にしておられた。
ただ、2ストの4馬力だそうで、軽くて良いとのこと。
今回はキス狙いらしい。

「おたくの狙いは?」
と尋ねられたけど、ヒラメと答えるにはおこがましいので、
「アコウが釣れたら良いなあ、と言うくらいです。」
とお答えした。



さて、とても穏やかな海に出発。

やはり始動の悪いエンジンで、10回近く引っ張ってやっと始動した。
朝一は、どうもこういう調子のようだ。




まずは、小あじ釣り。
魚探で群れを探し、それらしき反応を見つけたら
サビキ仕掛けを降ろす。

調子が良ければ、すぐさま竿先に反応が出て、
やがて手にも重さが伝わってくるのだが、
全く反応が無い。

かなりあちこちと探し回った。
釣れない時間が続いた。

こんなこともありうる、と、
一応冷凍した唐揚げ用の小あじのパックを持って来ているのではあるが、
やはり生きた小アジでないと、ヒラメは食わない。

かなり広い範囲を探った。
アイドリング状態で長い間操船する時には、
4ストのエンジンは良い。
確かに音は静かで優しい。

やや沖に近い方面でやっとアジが釣れ始めた。
しかし、20cm弱もある大きさ。
大き過ぎる。

しかし、いないよりマシだ。
そこで何尾か釣れた。
中には、良さそうな大きさのも4尾ほど釣れた。

小あじを、網のフタ付きのバケツに入れて、
時々水を入れ替える。



気がつくと、7時半頃になっていた。
これは、時間がもったいないので、沖に向けて出発。

アイドリング時は静かだけど、
回転数を上げるとうるさいエンジンだ。




魚探のセンサーの取り付け部分が、クラッチレバーが当たらないように、
やや斜めに差し込んだ。

あまり速く進むと、うるさいので、ゆっくり進んだ。




海は本当に穏やか。



ゆっくりだけど、確実に沖のポイントまで進んだ。
穏やかな日で、たくさんの釣り船やボートが浮かんでいた。



狙いのポイントには何艘かの船が錨を降ろしてふかせ釣りをしているようだ。
しかたがないなあ。
別のポイントを探ろう。

数少なく、貴重な良いころの大きさの小あじを餌に、
飲ませ釣りの仕掛けに付けて、40m弱の海底に送った。

しばらくして、明確な当たりが出た。
竿先が十分引き込まれたところで合わせた。
25cm程度のガシラが上がって来た。



それなりに嬉しい。

うまい具合にその小あじは、死んではいたがまだ使えそうなので、
もう1回餌にしてみた。
すると、しばらくしてまた当たりがあり、先ほどよりやや小さいガシラが釣れた。



これは有難い。

海は、ますます穏やか。
ポイントから流されて離れると、当たりが無くなった。



日差しもやわらかで、穏やかな海。



ポイントの船は動かない。


フラフラの仕掛けも降ろした。
のんびりだけど、ひたすら巻き巻きしていたら当たりがあった。
1回目は乗らなかったが、2回目には掛かった。

小さなガシラが上がって来た。



子アジの餌がもったいないので、行きたいポイントが空くまでフラフラでやることにした。

穏やかな海の景色を眺めながら、無心に巻き巻きした。

やがて確かな当たりがあり、掛かった。
今日の一番の手応え。



小さいながらアコウが上がって来た。
昨年なら確実に逃がしてやるところだけど、今日はどうも多く釣れそうにないから
悪いとは思いながら、持って帰ることにした。



ポイントの船は減るどころか増えている。
フカセ釣りだろう。
よほど良く釣れるのに違いないなあ。
次はあれをしようかなあ。
そう思ってやって、釣れたことが無いのではあるが。



やはり、相性の良い釣りが良いなあ。


行きたいポイントがあれではあかん。
試しに弾き釣りもやってみた。



こんな場所なら、さぞ大きなのがいるだろうなあ。
しかし、陸地から離れているので、地形に変化が無いので、
どうにもポイントの予想が立たない。
30分間ほど曳っぱった。

やはり、さっぱりだめだった。



また、飲ませ釣りに励むことにした。
デコボコの海底を、小アジを餌に探る。

やがてグイッと引き込んだので、一呼吸おいて合わせたけど直ぐに軽くなった。

しまった、掛りがまだ浅かった。
そのまま、また仕掛けを降ろし糸をどんどん送った。
ボートをゆっくりだけど風に流されているので、その分もどんどん糸を送った。

もう良かろう、という頃に糸の出を止めて、糸ふけを取り、竿を上げて合わせた。
失敗すると根掛かりだ。
そうなると、底を切れない。
地球という超が付く大物との戦いが始まる。

幸いこの時は、底を切った感触とそこそこの重みを感じた。
これほど嬉しい時は無い。

その後、魚とのやり取りをして、まずまずの大きさのアコウが上がって来た。



結局、昼過ぎまで狙いたいポイントは空かなかった。
しかたが無いので、他のところで飲ませ釣りとフラフラをやった。


穏やかな海。




まだまだ釣っていたいけれど、病院へ寄らないと行けないので、
片づけの時間のことやらを考え、1時過ぎには帰ることにした。




岸に着いた時には、もうお1人の方の車は無かった。
キスはたくさん釣れただろうか。



釣果
 40cm位と33cm位のアコウと22〜25cmのガシラ
 それから、17〜20cmの小アジが5尾ほど



海洋資源のことを考えると、十分な量だったなあ。


さて、その日はばたばたで料理を出来なかった。

翌日

アコウの刺身




同じくアコウの刺身をカルパッチョ風に、ドレッシングを掛けて食べた。




それから、小さなアコウと大きなガシラは塩コショウして、
切り込みにレモンとにんにくのスライスをはさんで、バターを乗せてオーブンで焼いた。



見た目は豪華な料理になった。
オーブンの料理は、レモンとにんにくの味がしみ込んだ身が美味しかった。
しかし、骨が取りにくいという声もあった。

子供が好きな空揚げを買って来て並べると、
見た目は豪華な食卓となった。

アコウのアラとガシラ2尾はとりあえず冷凍して、後日、煮魚になる予定。
小アジは開いて塩水に浸けて、冷蔵庫で干し物にして焼いて食べた。
また、美味しい釣りだった。


さて、次は何時行けるかな。



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