◆「手無人」は漢字変換とは
文字だけの表現方法で『歴史』と『フットボール』の
奥の深さとダイナミズムを楽しむ事をテーマとした
小説を発表するメールマガジンです。
◆いつからスタートするのか
まずサンプルとして創刊号準備号を発刊して、
9月4日から本格的に配信スタートします。
◆いつ終了するのか
将来的に継続しておこなっていくつもりですので
終了時期は今のところは設定していません。
尚、お手元への配信停止は
いつでも自由におこなうことができます。
◆配信頻度は
月曜日から土曜日の週6日を予定しています。
◆登録したい
現在まぐまぐで購読予約を受け付けています。
下のフォームに貴方のメールアドレスを入力して、登録ボタンを押してください。
登録が完了したら、貴方のメールアドレスに登録完了のメールが届きます。
----------------------------------------------------------------------
メールマガジン登録
「手無人」は漢字変換
メールマガジン解除
◆発行者
同名HPの管理人である私、てむじんです。
[ S a m p l e ]
====================================
「手無人」は漢字変換: (創刊準備号)
●はじめに
このメールは、てむじんがお届けするメールマガジンです。
月曜〜土曜の週6回の発行を予定しています。
この号は創刊準備号です。
◆こんてんつ
◆小説 ●黒一天:『敗戦処理』 ●プロヴィンチア:『終わりと始まり』
◆コラム ●ねたばれ: 『Jリーグプロサッカークラブを作ろう』
◆日記 ●素人の戯言:『有料化』
====================================
◆小説
●黒一天: 『敗戦処理』P−0
馬上で高価な鎧を鳴らしながら壮年の男が吼える。
「見よ、既に西管家の腰弱な騎士共は逃げ惑っておるわ」
成程、確かに彼が太い指で指した方向には
逃げ惑う軍勢の土煙が舞っている。
「今こそ東管家の武勇を見せ付ける時ぞ。
大将首を上げた者の恩賞は思いのままだぞ」
名のある騎士達の個人的武勇が勝敗に直結する
この島ではその首のみが恩賞の対象である。
「おぉー!!」
約束された恩賞に家の子郎党達が高い士気と喚声で応じる。
そんな意気上がる軍勢を岩陰から醒めた視線で観察している男がいた。
年の頃は二十代半ば、肩幅の狭さと猫背気味の姿勢が
実際の背丈よりも高く見せ、且つ痩身の印象を与えている。
その一方で『特徴がないのが特徴』と評される灰汁のない顔には
敗け戦の尻払いだと言うのに緊張の欠片も現さず、
戦場にあっても身に寸鉄を帯びない出で立ちと相俟って
その姿はどう見ても武人には見えなかった。
−勝ち気に逸っている今が狙い目や−
彼はそう判断を下すと後ろに控える配下達に顔を振り向けた。
「そろそろおっぱじめるとしようか」
あたかも普段のお勤めを果たすかの様なのんびりした口調である。
「はっ」
隊長とは対照的に配下達は緊張気味の表情で短い返答を帰した。
よく見ると彼等はそれぞれ色とりどりの巨大な旗を持っているが、
一体何をする気なのだろうか?
そんな彼等の眼に勝利と恩賞を夢見る追撃部隊が
二手に別れようと隊列を乱す光景が入った。
−今や−
男は決断すると大声で叫んだ。
「赤、赤、青、青、!!」
その瞬間、指名された旗手達が一斉に旗を振り始める。
少しの間を置いて彼の耳に凄まじい轟音が響いた。
同時に色濃い白煙が周囲に立ち込め、
視界が利かなくなるが意に介さない。
この光景こそが彼の指揮する軍勢の
勝利を予告する光景だったからである。
<続く>
●プロヴィンチア:『終わりと始まり』P−0
漆黒のユニフォームを身に纏った選手達がピッチ上で躍動している。
彼等は『アズール・グラナ』を巧妙な方位網で追い詰めると、
機能美を感じさせるプレッシングでボールを奪い取る。
「調子は悪くない様だな」
太いもみ上げと鋭い目つきが印象的な壮年の男が
この貴賓席では場違いな日本語で隣席する悪友に尋ねる。
「強化委員長の御前試合とあらば気合もはいるさ」
『一眼カメラを掛ければ教科書に出てくる日本人』と
しばしば揶揄される風貌に皮肉な笑みを浮かべながら
少壮の男が返答した。
「いやいや、極東のプロヴィンチアを世界的ビッククラブに育て上げた
名GM(ゼネラルマネージャー)の苦労に報いる為さ」
サッカー協会を牛耳る強化委員長は
長年の慣習に従って、礼儀正しく皮肉のジャブを打ち返した。
「まあ、何にでも潮時と言うのがあるからね」
対角線を描く様な鮮やかなサイドチェンジを見やりながら
先程とは違う種類の笑顔を見せた。
「マティルスの轍は踏まないと言うことか」
国際Aマッチ150回出場の最多出場記録と晩節を汚した事で
知られるドイツ人はフットボールの世界において、
しばしば引き際の難しさを示す比喩として使用されている。
「いや、Nカップ優勝監督として栄光に包まれたまま、
勇退したあんたの出処進退を真似ただけさ」
「むぅ・・・」
強化委員長が何か答えようとしたその時、
苦労して捻出したオープンスペースに飛び込んだ
小柄なボランチがダイビングヘッドで先制点を叩きこんだ。
「おおっ」
漆黒のレプリカを着込んだサポーター程ではないが
VIPが陣取るこの席からも歓声が上がる。
「我々の息子達は心温まる会話を邪魔したいらしい」
苦笑ともに互いに肩をすくめ合う二人であった。
<続く>
==================================
◆コラム
●ねたばれ:『Jリーグプロサッカークラブを作ろう』
私が誇大妄想の世界に本格的に入る
きっかけを作ってくれたゲームである。(苦笑)
元々個人的な楽しみで歴史シュミレーションゲームの
プレイリポートを書いていたのだが、
自分でも読む気が失せる酷い出来に閉口して、
鬱々とした心境をこのスポーツ育成シュミレーションゲームで
紛らわす日々が続いた。
しかし『Jリーグプロサッカークラブをつくろう』(略称『サカつく』)
購入から3ヶ月が経過して10年目を過ぎた辺りから
急に試合に勝てなくなり、(通称『10年目の壁』)
こちらでも不満を溜め込む羽目となった。(苦笑)
ここで私の皺の少ない脳は『サカつく』のハードである
『ドリームキャスト』はモデムが付いている事実を思い出していた。
電話代の高騰を恐れて接続を見合わせていたがやむを得ない。
私はネットデビューを果たし、
公式HPを覗いて打開策を練る事にした。
計算通り、そこのBBSにはゲーム攻略に関する
貴重な情報が数多く掲載されていた。
しかし、私の注目をより引いたのは
ゲームのキャラクターを使った二次創作小説の方だった。
私はゲーム攻略そっちのけで、『サカつく2.5物語』と名付けた
小説の執筆に力を入れるようになった。
結果的に『プロヴィンチア』の原作となった
この小説の人気は低かったが、
それまで思いつくままに雑文を書いていた私に
「構成」や「読ませる」事を意識させた事が
このHP開設に繋がったのである。
==================================
◆日記
●素人の戯言:『有料化』
さて、私が無知も省みず、暴挙の極みとも言える
HP運営とメルマガ発刊に至ったのは次の出来事が発端である。
「ドリームキャストのネット有料化」
それまで『Jリーグプロサッカークラブを作ろう』の(略称サカつく)
公式HPの掲示板で(略称サカB)小説を掲載していた私には
(上記のコラム参照)
それまでのネットライフの再考を迫られるトピックスだった。
私に与えられた選択肢は以下の3つであった。
1)インターネットからサヨナラする。
2)新たにセガ(ドリームキャスト)とプロバイダ契約を結ぶ。
3)新しいパソコンを買って、別のプロバイダと契約結ぶ。
1)はネットドランカーと化し、当時月額二万円近い
電話料金を支払っていた私には無理な相談であった。
2)は「無料」だから使っているのであって金を払ってまでの
利用価値はないと感じていた私には二の足を踏む選択だった。
尤もこの選択肢を採らなかったのは
クレジットカードかプリベイドカード(web money)による
料金の支払い方法にあった。
現金決済主義者はクレジットカードを作るつもりはない。
web moneyを販売しているコンビニは
家から徒歩20分と離れており、
徒歩5〜10分に4店舗もある生活環境では
わざわざ買いに出向くのは面倒だった。
かくして私は神の見えざる手によって
(どんな神様かは知らんが)
多大な出費を強いる3)を選択したのである。
===================================
◆てむじんからのお知らせです。
本格的に活動する9/4以降の発表スケジュールは以下の様になります。
黒一天 月・火・木・土
プロヴィンチア 月・水・金・土
ねたばれ 火・水・木・金
素人の戯言 月〜土
===================================
◆登録/解除について
●メールマガジンの購読・解除は以下のURLから行えます。
http://www6.tok2.com/home/temjin/
発行責任者:てむじん
発行システム:『まぐまぐ』
マガジンID:0000043897
===================================
|
|||
|
|