| マジンガーZ最終回について |
| 〜グレートマジンガーのグレートたるゆえん〜 |
みなさんはマジンガーZの最終回を知っているだろうか? 小生は再放送で深夜にやっていたのをビデオどりしていたので見たことがある。見たことがない人ならば、やはりこういうだろう。マジンガーに敵対する大ボスを倒すと。確かにドクター・ヘルは散った。だが、それはラストの一つ前の話である。では最終回は何か?
ドクター・ヘルが倒れて平和になったと喜ぶ人々。しかし、ドクター・ヘルとともにマジンガーに刃向かってきたゴーゴン大公は散っていなかった。実はこのゴーゴン大公、物語の中盤から登場するのだが、彼は暗黒大将軍の配下である。暗黒大将軍は古代ミケーネ帝国の生き残りであり、ドクター・ヘルの世界征服用メカである機械獣はこのミケーネ文明の遺品である。ゴーゴン大公はその先遣隊として派遣されていた。つまりゴーゴン大公はそれ自体がラスボスでなくその背後には巨大なバックがいたのだ。ドクター・ヘルは漫画版マジンガーZでは5大軍団とかいっているが結局、阿修羅男爵率いる鉄仮面部隊とブロッケン伯爵ひきいる鉄十字軍団しかでていない。アニメではもう一人ピグマン子爵というのもでてくるが・・・。だが、ミケーネ帝国は違う、暗黒大将軍のほかにも十人の将軍がいるのだ。
うかれている人々の前に二体の新たな機械獣が!!マジンガーは出撃する。しかし、それは今までのものと違った。彼らはしゃべるのだ。そう機械獣でなく戦闘獣という新たなる敵なのだ。ロケットパンチをうつも溶解液によってとかされてしまい、マジンガーのあらゆる攻撃は通用せずかえって衝撃波などでボコボコにされる始末・・・。昨日まではボコボコにされてもなんとか勝てそうな光明はあった。いや、ここまでボコボコにされたのは初めてではないだろうか・・・。相手にまったく対抗する手段がないのだ・・・。
そこである男が登場する。私の息子がないていると・・・。そう、それは事故で死んだはずの兜甲児の父・兜剣蔵であった。そして、剣鉄也出撃だというと、まちかねたぜと剣鉄也なるおとこがでてくる。彼もマジンガーZ搭乗用スーツのようなものを着ている。というかそっくりではないか・・・。そして、ブレーンコンドルという小型飛行機にのりこみ、あきらかに無駄に長いとしかいいようのない曲がりくねったパイプの中を走っていく。加速をつけるつもりなら曲がらせては意味がないのではないかと思うが・・・。さて、そのまま外にでるとかれは
「マジンゴー!!」
と叫ぶ。すると海に渦ができその中からマジンガーZいや、マジンガーよりも一回り大きく、角張ったパーツで構成されている。あれは・・・、偉大なるマジンガー「グレートマジンガー」がでてくるではないか!!マジンガーZは光子力研究所の汚水処理場もしくは浄水場の水だめの底がひらいてそこからでてきていたが、グレートは人口的な水だめではなく天然の水だめである海の中からしかも渦の中からでてくるのだ。まさに、グレート!!そして、鉄也はこう叫ぶ
「ファイヤーオン!!」
すると、ブレーンコンドルは頭からグレートマジンガーにつっこんでいく。マジンガーのコックピットであるパイルダーが水平にしかも低速で合体していたのに対し、グレートは垂直にかつ高速で合体するのだ・・・。ちょっとのミスでも命とりだ。そして合体すると鉄也の座席が九十度回転し正面をみる。グレートになっても敵の補足は目視のようである。そして、さらに叫ぶ
「スクランブルダーシュッ!!」
すると背中でピューと翼が伸びるではないか・・・。マジンガーをみてきていた私は!!なんだそりゃ!!とここで思った・・・。みなさんはロボットが空をとぶのは当たり前だという感覚はないだろうか。ライディーンにせよ、コン・バトラーにせよ空をとんでいる。ガンダムも空をとべないが宇宙戦闘では関係はない。だが、マジンガーははじめ空をとべなかった。そう、翼がついていなかったのだ。そのため、空飛ぶ機械獣に何度となく苦しめられた。空がとべるようになるまで十話以上そんな話が続いた。私はマジンガーが空を飛べるのを知っていたから、早く飛べよと思って、ある意味じれったい思いでみていた。だから空を飛べる時はやっときたかという思いでいっぱいだった。が、グレートマジンガーはひっこむ翼を標準装備しているのだ。マジンガーの苦労は何だったんだ・・・。マジンガーの翼は外装だぞ・・・。ひっこまないし・・・。そして、マジンガーの苦労もしらず悠々と空を飛んでいくグレートマジンガー。傷ついた兜甲児はコックピットからその姿をみた。そして、戦闘獣に襲われピンチに陥る光子力研究所そこへグレートマジンガーが登場。戦闘獣が攻撃してくるがダメージはない!!そう、マジンガーの超合金Zではなくグレートはニュー超合金Zなのだ。つまり、さらに固いわけだ。そして、アトミックパンチつまり、グレートマジンガーのロケットパンチを発射する。そこを溶解液で迎撃してくるが、溶解液は通用せずアトミックパンチが命中!!アトミックというと核っぽいが、核兵器ではない。そして、おもむろに足から剣をとりだす。これこそマジンガーブレード。これで敵をズバッと倒す(確かそうだったような・・・)!!そして、天からグレートの耳(?)に稲妻が落ちてくる。
「サンダーブレーク!!」
そして、耳から残ったもう一体をさしめている指に稲妻が流れ」、相手のほうにむかって放電される。それをくらった敵は粉砕される!!グレートの技で一番最強であるが一番謎なのがこの技だろう。マジンガーは全て武器が内装されていた。グレートももちろんそうである。だが、このサンダーブレークはグレートマジンガーが耳で発電しているわけではなく、天から稲妻がおちてくるのだ・・・。まさにグレートといったところだろうか・・・。昨日までの主人公マジンガーが全く刃がたたなかった相手を完膚なまでに叩きのめしたグレートマジンガー。その強さはよくわかった。マジンガーよりも現実味はさらになくなっているが、デザインや技、演出などのかっこよさは追及されている。スーパーロボット大戦では大差はないように扱われているが、強さはこんなに違うのだ。
ところで、この話はグレートマジンガーの第一話? いいえ、マジンガーZの最終回です・・・。そう、マジンガーZ最終回はマジンガーZの敗北とグレートマジンガーの登場だったのだ・・・。まあ、でもシリーズ中盤の主役メカ交代とみれば問題はないのだが・・・。そういわれれば、Ζガンダムの最終回はみなごろし的な終わり方だったが、それは続編であるZZガンダムの布石としてキャラを交代させるための処置だったという・・・。ゴーゴン大公がでてきた時点でこういう未来はきまっていたのだろう。マジンガーZと兜甲児という主人公の図式はマジンガーZという物語の中での話であるから、グレートマジンガーの第一話までひきづっていくことはできなかったのかもしれない。とはいえリアルタイムでみていたら、中々面白い展開だろう。この話をグレートマジンガーの第一話にしていたら、グレート登場の衝撃は今一だっただろう。だって、ミエミエだし、オープニングで活躍しているグレートをみてしまうことになるし。マジンガーのピンチさて、どうきりぬける!!といったところで、新メカ登場。そして、次回から彼が主役。ある意味最終回とみるよりは、グレートへの交代という二つのアニメの幕間のストーリーとみたほうがいいのかもしれない。しかし、なにはともあれグレートは偉大なのだ。
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