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『Story』
1973年8月、ニューヨークタイムズの記者、シドニー・シャンバーグは
特派員としてカンボジアに派遣された。
アメリカを見方につけていたロン・ノル政権(政府軍)とポル・ポト政権(クメール・ルージュ)との
戦いが激化していく中、通訳兼ガイドのディス・プランと行動を共にする。
いよいよクメール・ルージュが首都であるプノンペンに迫り、
1975年4月、とうとうロン・ノル政権は崩壊した。
シャンバーグはプランに家族と共にアメリカへ逃げるように勧めるが、
プランは家族だけを逃がし、シャンバーグら4人と共に行動することを決意する。
そして、病院の取材に出かけるが、帰りにクメール・ルージュの兵士に捕まってしまう。
しかし、プランに何とか助けられフランス大使館へ逃げ込んだ。
ジャンバーグはプランの偽造パスポートを造り、一緒に逃げ出そうとするが、失敗!
プランだけが外に出され、捕まってしまう。
そして、クメール・ルージュの監視下で強制労働を強いられることとなる。
この時、ポル・ポト政権は、極端な共産主義政権を無理矢理、押し進め大量虐殺を行った。
実に300万とも言われる大虐殺は、
まさに「Killing Fields」、「虐殺の荒野」と化してしまったのです。
その頃、ジャンバーグはアメリカにてカンボジアでの出来事を報じ、
記者の最高名誉であるピューリッツァー賞を受賞するも、
プランのことが、気にかかって仕方が無い。
「プランは無事なのであろうか。」
1979年、ジャンバーグはようやくプランの消息をつかみ、
タイの難民キャンプへ逃れていたプランと4年振りの再開を果たす。
方や名誉なピューリッツァー受賞者。方やキリング・フィールドにて死の淵をさまよう。
そんな、激動の人生を歩んだ二人の男の友情と、
後世に残すべき悲惨な歴史を描いた名作である。


『Impressions』

「地雷を踏んだらサヨウナラ」と同時期の、この作品を見て、
全く違った観点からカンボジアという国を知ることができました。
勿論、国、時代背景は全く同じですが、あまりにもリアル過ぎます!
カンボジアという国の人々の本当の姿を見た気がします。辛すぎます!
映画には出てきませんが、プランは、後にアメリカで殺されたそうです。
しかも、ポル・ポト派による犯行だという説もあるそうです。
「なんでやねん!」強く憤りを感じざるを得ません。
美しい人間の友情の裏側に、あまりにも残酷すぎる時代!
ありのままのカンボジアを知りたい方に、おすすめの作品です。
現在のプノンペンの郊外にキリング・フィールドという塔が立っていて、
たくさんの人骨が埋葬されています。
更に、このキリング・フィールドの周りでは、
今も尚、犠牲者の衣類や骨が地面から顔を出しているそうです。
まだ、半分以上が発掘させておらず、
1万人以上の犠牲者が放置されたままになっているようです。
プノンペンに訪れた際は、一度、キリング・フィールドに足を運んでみてはいかがでしょうか?

「地雷を踏んだらサヨウナラ」オフィシャルサイト

『Story』
1972年カンボジア。インドシナ半島の動乱期。
ロバート・キャパや沢田教一に憧れて戦場カメラマンを志し、日本を飛び出し、
機関銃の変わりにカメラのシャッターを押し続けた25歳の若き青年がいた!
彼の名は“一ノ瀬泰造”!
ひとたび戦闘が始まると、身を隠すどころか、我先にと戦場を駆け回る、
その取材スピリットは、他のカメラマンや記者たちにも一目置かれ、
敬意と親しみを持って、“Taizo”と呼ばれていた。
やがて、解放軍クメール・ルージュと政府軍(ロン・ノル政権)の戦闘は激化していく中、
解放軍の聖域であるアンコール・ワットを撮影することにとり憑かれてしまう。
今まで何人ものカメラマンが挑戦し、帰らぬ人となっていったにも関わらず、
シェムリアップに腰を据え、一番乗りを狙う!
「アンコール・ワットにクメール・ルージュ、村人を撮ったら死んでもいい…」
「今回は、地雷の位置も全然解らず、行き当たりドッカンで、例の所の最短距離を狙っています。」
「もし、うまく地雷を踏んだら、サヨウナラ!」(一ノ瀬泰造の日記より)
そして、1973年11月27日、ある戦場カメラマンの行方不明が報じられた。
一ノ瀬泰造、カンボジアに散る。
26歳の誕生日を迎えて間のない時だった。
その同じ日に、日本で後に映画俳優となるひとりの男が、この世に生を受ける。浅野忠信。
一ノ瀬泰造の生まれ変わりとして、1999年11月27日26歳の誕生日と共に、
この映画で一ノ瀬泰造を演じることとなる!(顔も似ています)


『Impressions』
私は、カンボジアに行く前にこの映画と出会ったのですが、ハマッテしまいました。
何故ならば、私も趣味でカメラをしていて、アンコール・ワットに魅せられたひとりであるからです!
すごく共感して、埃まみれでボロボロになった、ニコンを片手にシャッターを押しまくる浅野忠信を見て、うらやましくも思いました。何と言っても鳥肌もんは、一ノ瀬泰造と浅野忠信の関係です。
何をとってみても、生まれ変わりと言わざるを得ないほど、偶然が重なっていることです。気味が悪い!
自分探しの旅に出た、勇敢なひとりの男の生き様と友情、人間愛をリアルに描いた、
おすすめの作品です。
また、安川午朗さんの音楽が良い!
「One Step on a Mine, It's All Over.]
カンボジアへ行く前に見て、訪れた時は、泰造氏の慰霊碑へ行くのも良いかも知れませんよ!
The Killing Fields(キリングフィールド)
 1984年 イギリス 公開
 142 分

 監督: ローランド・ジョフィ
 製作:デヴィット・パットナム
 脚本: ブルース・ロビンソン
 撮影: クリス・メンゲス
 音楽:マイク・オールドフィールド
 出演: サム・ウォーターソン/ハイン・S.ニョール/ジュリアン・サンズ
     ジョン・マルコビッチ

 最優秀主演男優賞受賞(ハイン・S・ニョ―ル)
 1984年度アカデミー賞撮影賞、編集賞
地雷を踏んだらサヨウナラ
 1999年12月 公開
 111 分

 監督: 五十嵐匠
 製作: 奥山和由
 撮影: 岡雅一
 音楽: 安川午朗
 出演: 浅野忠信/川津祐介/羽田美智子/矢島健一/市毛良枝
     ロバート・スレイター/ソン・ダラチャカン/ボ・ソン・フン
     ピィニョ・ジェーンソンブーン/オーパス・ジェーンソンブーン

 第55回毎日映画コンクール主演男優賞
 第22回ヨコハマ映画祭主演男優賞
 第37回ゴールデン・アロー賞映画賞
 第14回高崎映画祭最優秀主演男優賞

カンボジアに関する映画といっても、簡単に手に入るものは、そんなに無いのですが、
中でもおすすめの映画を紹介いたします!
是非、一度見てください!よりカンボジアが身近なものになると思いますよ…


当カテゴリーにおいて紹介させて頂いてる各作品の、
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地雷を踏んだらサヨウナラ
キリング・フィールドTHE KILLING FIELDS
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