当コンテンツは、健康管理の重要性を理解して頂くことを目的として、
カンボジアにおける代表的な、感染症を、できるだけ分かりやすくポイントのみをまとめたものであります。
ですから、この説明が全てではありませんので、
詳しく知りたい方は、それぞれ専門のサイトをご参照くださるか、医師に相談してください。
また、万が一、そういった状況になっても無理をせずに、病院へ行ってくださいね!
早い対応が、何よりの特効薬ですから…

但し、カンボジアにおける医療施設・技術事情は、決して良いとは言えませんので、各州に州立総合病院はありますが、プノンペンの国立病院かバンコク、シンガポールの病院へかかることをおすすめします。
比較的、急を要さないのであれば、一番良いのは、日本へ帰国して病院へ行くことです。

また、カンボジアでの
薬事情は、当サイト「旅の準備」の「医薬品」の項目を、参照ください!

その他の原因でおこる病気
病 名 原 因 症 状 対 策
AIDS
(後天性免疫不全症候群)
HIV(エイズウイルス)に汚染された血液・精液・膣分泌液により感染する。母乳でも感染する。 感染してもほとんど症状が無く、キャリアのまま過ごすことになる。
体の免疫が弱くなると、リンパ節がはれたり、 微熱が続いたりしますが、この状態をエイズ関連症候群という。
さらに免疫が弱くな ると、いくつかの日和見感染などをおこし、この状態をエイズの発症とする。
血液管理がしっかり行われていいような国や病院での輸血は避ける。
また、
不特定多数の異性交遊は慎む。
発症を遅らせる薬は、あるが特効薬は無い。
発症すれば、ほとんど死亡する。
B型・C型肝炎 ウイルスで汚染された血液。
B型は、精液でも感染し、母子間感染もする。
C型は、血液でのみ感染する。

血液感染
B型の場合、6週間〜6ヶ月、C型の場合、2週間〜4ヶ月の潜伏期間。
B型の90%は、発症せずに一生を終える。
どちらも症状は、全身倦怠感、食欲不振、嘔吐、黄疸などが主である。
B型は、感染者の体液に触れない。
B型、C型、共に輸血やケガ、傷口から感染するので、どんな状況でも、血液がつく恐れのあるものや、ついたものを扱う際は、注意する。
万が一、血液が手などについた場合は、速やかに水で手を洗えば、防ぐことができる。
B型にはワクチンがあるが、C型には無い。
また、B型、C型共に、確立した有効な薬は無いに等しい。
狂犬病 狂犬病ウイルスに感染した動物に噛まれ、傷口からウィルスが侵入し感染する。
「犬」という言葉が使われているが、犬以外の哺乳動物からも感染する。
通常は60〜90日の潜伏期間をもつが、長くは、数年かかる場合もある。
発病するかどうかは、噛まれた傷口の大きさや体内に入ったウィルスの量などで大きく変わる。
発熱、頭痛、全身倦怠、嘔吐などで、噛まれた部分の異常感覚がある。その後、筋肉の緊張、幻覚、痙攣などが続く。
液体を飲むと喉が痙攣を起こす。
犬の遠吠えのようなうなり声をあげ、大量のヨダレを流し、昏睡、呼吸麻痺が起き死亡する。
狂犬病に感染した犬の症状は、むやみに歩き回り、柱などに噛みついたり、地面を無意味に掘ったり、狼のような遠吠えをするなどの異常行動をとる。また流れるようにヨダレを流すようになる。この期間は攻撃的でちょっとした刺激で噛みついたりし、やがて足腰が立たなくなり、うつろに宙を眺めるようになり、死亡する。
もし、噛まれてしまったら、よく水洗いをし、すぐに病院へ行く。
ワクチンはある。
破傷風 破傷風菌が、傷口についた土等から体内に侵入し感染。 潜伏期間は、3日〜3週間。
平均4〜7日ごろから、口が開けにくい、首筋が張る、寝汗をかくなどの症状が現れる。
やがてに手足にも異常感覚が広がる。
診断が遅れると、腹部を突き出すように全身を弓なりに痙攣させて、約7割が死に至る。
裸足で小川、沼地、湖、灌漑用水などの淡水に入らないようにする。
ケガには注意して、もし、感染した恐れがある場合は、傷口をふさがずに、病院へ行く。破傷風菌は空気に触れない状態を好むからである。
予防接種をしっかり受けていると、恐れる病気ではないが、発病すると死亡率が高い。
が原因の病気
病 名 原 因 症 状 対 策
デング熱 デング熱を媒介する
(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ)
に吸血されることで感染。
蚊に刺されてからウィルスが体内で増えるまでの期間、通常4〜7日の潜伏期。
突然、38〜40℃程度の発熱を起こし、激しい頭痛、関節痛、眼痛、発疹を伴い、1週間くらい続く。
この発疹は風疹と同じように小さい紅斑で、痒みや痛みはない。また、軽い皮下出血が足腿部や手のひらに発熱期の最後や解熱後に現れる。
デング熱、デング出血熱があり、デング出血熱にかかると、死に至る場合がある。
アジアや太平洋諸島など熱帯・亜熱帯地域に広く分布する。
空き缶などに溜まった水や竹の切り株に溜まった水でも発生する。
人を刺す時間は、夜明けから日没まで(日中)とされている。
ワクチンが無いので、とにかく刺されないようにするしかない。
日本脳炎 日本脳炎ウイルスに
感染したコガタアカイエカに吸血されることで感染。
蚊に刺されてからウィルスが体内で増えるまでの期間、通常5〜15日の潜伏期。
頭痛、発熱(38〜40℃)を起こす。時には、食欲不振、嘔吐などを初期症状とする例もある。
重症の場合は、意識消失、痙攣、昏睡がみられ、死に至ることもある。
デング熱同様、アジアや太平洋諸島など熱帯・亜熱帯地域に広く分布する。
下水、ドブ、排水溝など汚い水から発生する。
人を刺す時間は、夕方から夜明けまで(夜間)とされている。
ワクチンはあるが、特効薬が無いため、対処療法しかない。
刺されないようにする。
マラリア デング熱ウィルスを
保有している、
ハマダラカに吸血されると感染。
熱帯熱マラリアでは1〜3週間であり、他のマラリアでも通常は10日〜4週間の潜伏期間である。
三日熱マラリア、卵形マラリア、四日熱マラリアは、基本的に良性マラリアであり、発熱とそれによる症状はあっても初期には毎日発熱し、悪寒のみならず戦慄を伴うことが多い。
熱帯熱マラリアは、毎日あるいは1日2〜3回不規則に発熱し、悪寒を伴うが戦慄は必ずしも伴わない。
発熱に伴う頭痛、倦怠感、筋肉痛、関節痛なども高度で、解熱している時間帯でも健康感はない。時に悪心・嘔吐、下痢などの消化器症状、咳などの呼吸器症状を伴うことがある。
熱帯熱マラリアは、死に至る恐れがある。
マラリアは熱帯・亜熱帯地域に広く分布する感染症。
熱帯熱マラリア、三日熱マラリア原虫、卵形マラリア原虫、四日熱マラリア原虫の4種類がある。
雨季の始まりに多くみられる。都市部は比較的少なく、農村、田舎、森林地帯が流行地。
人を刺す時間は、夕方から夜明けまで(夜間)とされている。
小川、水田、用水路、井戸などの綺麗な水で発生。
ワクチンは無いが、予防内服薬があり、特効薬もある。
つつが虫病 つつが虫というダニの一種によって感染。 5〜14日の潜伏期間。
発熱、発疹、刺し口が主要症状。
発熱は数日で39〜40℃。
発疹は2〜5病日に出現。
7日間以上、続くと重症化していく傾向があり、死に至る場合もある。
日本をはじめ、アジア各地で発生。
草むらや、林の土の中を生息地としている。
野ネズミなどの動物に吸着して、行動範囲を広げる。
ワクチンは無い。
食物・水が原因の病気
病 名 原 因 症 状 対 策
A型・E型肝炎 ウィルスで
汚染された食物
特に魚介類)。
水など。

経口感染
潜伏期間は、2〜6週間。
初期は、風邪のような症状。
その後、全身倦怠、食欲不振、黄疸など
A型にはワクチンがあるが、E型は現在のところない
食物や水が汚染しているかどうか
予想がつかない
寄生虫・原虫 寄生虫や原虫に
汚染された食物。

川などの水中にいる
寄生虫や原虫。
虫の種類は実に多く、その症状も様々。
一般的に、潜伏期間が非常に長く(長くて1年)、下痢や腹痛になることは比較的少ない。
だから、発見が遅れる傾向にある。
一部の寄生虫を除けば命に関わることはなく、駆虫剤を飲めば比較的簡単に治ってしまいます。
生もの、生水(氷含む)、生野菜、切ってある果物などに注意。
また、水中にも存在するので、裸足で水遊びなどする時には注意。
ワクチンは無し
コレラ・赤痢 コレラ菌・赤痢菌に
汚染された食物。
潜伏期間は1〜3日。
コレラの場合、下痢(水様便)や嘔吐、
赤痢の場合、下痢(粘血便)、発熱、腹痛が主である。
赤痢にはアメーバ赤痢と細菌性赤痢があり、カンボジアのような熱帯地方では、前者が中心である。
生もの、生水(氷含む)、生野菜、切ってある果物などに注意。
適切な抗生剤を飲み、体内から菌が出てしまえば治る。
ワクチンは
赤痢の場合無し
コレラの場合はあるが効果が少ない
食中毒 生もの、生水(氷含む)、生野菜、切ってある果物など。 潜伏期間はほとんど無い。
下痢、腹痛、嘔吐、発熱などが主である。
食中毒とは、細菌性腸炎の一種です。比較的、高温多湿な雨季に多発する。
下痢止めの使用には要注意。
下痢の原因には色々あるため、万が一、腸炎を起こしていて、下痢止めを飲むと、病原体を体内に止めておく原因になりますので、少量の使用に止めておいた方が良い。
また、下痢が続くと
脱水の原因になりますので、水分を十分にとって、固体物は下痢が収まるまでとらない。
ワクチンは無し。
腸チフス・
パラチフス
チフス患者の便や尿、
チフス菌を持った

ネズミ
の排泄物に
汚染された食物。
潜伏期間は1〜3週間。
発熱(持続して、39〜42度まで上がる)、パラ疹(胸腹部に現れる淡紅色の小指の爪大の発疹)、便秘などが主な症状で、腹痛を伴うこともある。
腸チフスの症状は他の病気でも現れるものなので、注意して観察する必要がある。
生もの、生水(氷含む)、生野菜、切ってある果物などに注意。
適切な抗生剤が必要。
ワクチンは、日本では手に入らない。
その他の原因でおこる病気
AIDS
(後天性免疫不全症候群)
B型・C型肝炎
狂犬病
破傷風
が原因の病気
デング熱
日本脳炎
マラリア
つつが虫病
食物・水が原因の病気
A型・E型肝炎
寄生虫・原虫
コレラ・赤痢
食中毒
腸チフス・パラチフス

カンボジアは、皆さんご存知の通り、「衛生面」では、決して良いとは言えず、
行く前にある程度の知識をつけて、
健康管理には十分、気を付けられることをおすすめします…
何故ならば、カンボジアにはビックリするくらいたくさんの、感染症が存在するからです。
以下に、カンボジアで注意する感染症を、説明していますので、参考にして健康管理をして下さいね!


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