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○本当は甲斐駒山行予定であった。フライングでひんしゅく。
この連休はかなり前より、軽山サークルで甲斐駒ケ岳に行く予定であった。
参加メンバーが皆、計画なり、食料調達の準備をしているのにも関わらず本年は天候不順で梅雨があけそうになく、
山行予定日は甲信地方は間違いなく雨天であると先に判断して先におりてしまった。
仕事が超多忙期に入る前の休みだったのであせってしまった。
このフライングは仲間からひんしゅくをかってしまった。
このみそぎとして木曽駒山行の企画を立てることになった.....。(余談)
そして自宅のそばの駅のみどりの窓口で「リゾートしらかみ」の指定券が余っているかどうかどうか尋ねると
1枚だけあると教えてもらう。
JR東日本の3連休パスと「リゾートしらかみ」の指定券を即決してしまった。
あと秋田までのこまちの指定も同時に取った。
そのあとは職場のそばの本屋でガイドブックを買ってきてどこに行くか決めた。
田沢湖・乳頭温泉・白神山地・平泉.....。行きたいキーワードが出てくる。
時刻表を見たり、バス会社や地元観光協会に直接電話し宿泊地も決めた。
秋田・大鰐温泉。
その日のうちに計画が完成した。
東京-田沢湖(及び乳頭温泉郷)-秋田-五能線リゾートしらかみ(含、白神山地)-弘前(大鰐温泉)
-青森・八戸経由一関(平泉)-東京
3連休パスは指定券は4枚までなので足りない分はネットで購入。
宿もネットで適当な場所を確保した。
○東京駅にて
秋田新幹線「こまち」は生まれてはじめてである。
私もいい年なのに考えていることは小学生並である。
○田沢湖駅に到着
新幹線が田沢湖駅に到着する。
昼近かったのでバスの中でお弁当でも食べようと考えていたが
なんと食料を売っているお店が駅に存在しない。
菓子パンとスナック菓子で昼をすませることにした。
そしてバスを待ち、バスに乗り込む。
○バスが乳頭温泉卿に向けて登りあがる
バスに乗り込むがあまり乗客がいない。
ガイドブックによると乳頭温泉郷は一時期大ブームで人が多かったらしいが最近は落ち着いたらしい。
バスがどんどん山岳地帯に入って行き、展望が良くなってくる。
○乳頭温泉郷に到着
そしてバスは乳頭温泉郷に到着する。
田沢湖駅でのバス会社の人との話から田沢湖で遊覧船に乗るためには温泉にいられる時間は2時間位である。
果たして何件の温泉に行けるのだろうか?
○蟹湯温泉にて
はじめに蟹湯温泉に向かう。
いかにも秘境の温泉だ。
カウンタでお金を支払い山道みたいな道を抜けると露天風呂が広がる。
混浴だそうだ。女性は無理だな。
女性onlyの時間もあるそうだ。
この露天風呂はほんとにいい感じである。
あんまり客がいないので思わずデジカメで撮影をはじめる。
風景といいお湯といい気持ちいい。
○蟹湯温泉の内湯
総秋田杉のお風呂は正直「すごい」と思ってしまった。
決まった時間内に、少しでもたくさんお風呂に入ろうと考えていたので
浴槽に入って
「極楽」
と考えたらすぐに風呂からあがるようにした。
人間が少ないのでデジカメ取り放題である。
○孫六温泉へ
時間がないのでいろいろ考えていたがバスの時間が1時間遅くなるのを
覚悟の上で山の中にある「孫六温泉」に向かうことにした。
しかし、進めば進むほど山奥に入って行く。
「ほんとに温泉はあるのか....。バスの時間は大丈夫なのか.....。」
心配を抱いていると温泉らしき建物が見えてくる。
心配をしながらも孫六温泉に到着。
ほんとに山の中にお風呂がいきなり、ある感じである。
もうこんなお風呂である。
デジカメ持って、撮影し放題である。
これがほんとに秘境のお風呂か....。
完全に「探検お風呂である」。
こういうアスレチックお風呂もかなり面白い。
ただ問題なのは女性はどうやって入るのだろうかと言うことである。
女性がこのようなお風呂に入るためには宿泊して女性onlyの時間帯にこなければならないだろう。
そして時間もないので早々に来た道を戻る。
○大釜温泉へ
あと、バスの時間まで15分である。
しかし、バス停のすぐそばに大釜温泉がある。
思い切ってもう1軒、温泉に入ることにした。
またもや、浴槽にだれもいない。そしてデジカメ撮影をした。
そして湯船に1分だけ浸かって出てきた。
この温泉の由来はデジカメの画像を見てください。
○バスで田沢湖へ下る。
なんとかバスの時間に間に合う。
2時間で3件の温泉に回ることができた。
上出来上出来。
仮に将来、結婚するようなことがあり得たら夫婦で2〜3日ゆっくりするのにいい温泉だ。
是非また来たい。
ほんとに作家にでもなってこういう温泉地でもの書きでもしていたいのだが。
ま、私の実力からいって不可能に近いだろう。
ほんとに「夢」である。
○田沢湖のバス停にて
田沢湖のバス停で遊覧船の切符を購入し、上船まで付近を散策する。
いい感じである。
途中、みそきりたんぽが売っていた。
めちゃくちゃうまそうである。
もちろん購入。
そしてひとかじり、やっぱりめちゃくちゃうまい。
是非、秋田へ行くようなことがあったら「みそたんぽ」お試しあれ。
○遊覧船に乗り込む
そして、遊覧船に乗り込む。
私はいつものようにデッキで湖の風にあたりながら遊覧を楽しんだ。
水しぶき、美しい湖面、山々・・・。いやー最高でした。
そして恒例の「たつこ像」。
○秋田へ
当初、最終日に平泉に寄ろうと考えていたのだが今日、一日でかなり疲れた。
旅行の翌日は仕事である。やめたいやめたいと思いながらも宮仕えの身である。
これでは仕事にならないと考えて、最終日はどこにも観光しないことにした。
そこで1枚の指定券を田沢湖〜秋田に変えた。
ほんとはこの区間は指定券を使いたくなかったのだが
「こまち」は全席指定である。おまけに在来線がほとんど走っていない。
JRよ。なんとかしてくれ。
全席指定で在来線がほとんど走っていないとどうしようもありません。
(はやての八戸-盛岡だけも全席指定はやめて欲しいのだが....。)
こんな話は置いといて、秋田駅に到着。あたりをついでに撮影。
○旅館にて
私は贅沢な旅行をしているいように見えるが切符も割引切符を利用し、
旅館や民宿も1万円を下回る家族経営に近い旅館に宿泊している。
私の意見であるが豪華旅館よりこちらのほうがヒトとヒトとの係わり合いがあり、
人間味を感じて楽しい。一人旅の寂しさなど全く感じない。
それにしても私の食事がいつまでたっても出てこない。
本日は混んでいる。
やっと出てくる。
きりたんぽなべ。
この旅館はよく外国人が宿泊するのだそうだが本日はだれもいないそうだ。
いれば食堂で食べて国際交流すると楽しいそうだ。
ほんとに一度、日本のこういう旅館で私のど下手な英語で会話をしながら夕食を食べたい。
○翌朝、秋田市街を散策
私の乗る、リゾートしらかみは昼頃出発の予定であるので
秋田市街を散策した。
なんとものんびりとしたいい散策だった。
○秋田駅にて
念願の「リゾートしらかみ」に乗り込む。
乗り込むまえに駅員さんと話をする。
いいお弁当は車内で売り切れてしまう可能性があるので駅で買って乗り込んだほうが良いとアドバイスを受ける。
その通りにした。
そして車内をあちこち撮影。もう本当にこころは小学生である。
○そして列車は走り出す。
列車が走り出す。田園風景がひたすら続く。
いい眺めである。
○お昼
もうそろお昼である。お腹もすいた。
私が購入したお弁当は「秋田まるごと」弁当。
この旅行にはぴったりのお弁当である。
見た目もとってもいいし、おいしそうだ。
ほんとにおいしかった。
お弁当も食べたことだし車内の撮影をする。
なんかいい感じである。
どんな旅が待っているのだろうか。
なんと列車の進行方向が反対になるそうで私の席が先頭になる。
こりゃ、すごすぎる。
最後の1枚の指定席だったのにこうなるとは。ラッキーである。
○能代にて
列車が名所名所に到着すると、停車時間が長くなる。
駅の周りで観光を楽しむのだ。
まさに「クルージングトレイン」。
能代に到着したら、バスケのゴールが。
なんで能代はバスケの街なのだろうか?。
そしてまたまた田園地帯を走り進む。
周りの人たちも楽しそうだ。
○海が見えてくる
そして海が見えてくる。
「おおっ!。日本海だ!。」
しかも運転士の脇でデジカメを撮影することができる。
最高だ。
あきた白神駅に到着。
観光駅長がお出迎え。
ほんとにクルージングトレインだ。
反対方向の列車とすれ違う。
このローカル線での列車のすれ違いはいい感じである。
列車は五能線内をひたすら進む。
車窓はとても素晴らしいです。
デジカメ撮影しすぎてしまった。
○白神山地へ
白神山地の玄関の一つの駅である十二湖駅に到着する。
駅から海が見える。
冬はきっと厳しい冬なのであろうが向こうに見える海から夏を感じることができる。
この「リゾートしらかみ」には蜃気楼ダイヤというものがあり、名所名所で観光客を降ろし、
電車が逆戻りし、また同じ電車が観光客を拾ってくれるのである。
秋田-弘前と1枚の指定券で途中下車し、同じ電車でまた弘前まで行けるのである。
なので荷物は列車に置きっぱなしで手ぶらで白神山地へ入って行けるのである。
これは有難い。
そんな訳でバスに乗り込み白神山地のハイキングに向かう。
かなりの乗客が十二湖駅で降りているためバスは混雑している。
さっそく、電車でもらった地図を片手にハイキングをはじめる。
○青池にて
青池に到着する。
地元のJRの駅でポスターでだけで見ていた。「青池」。
神秘的な美しさである。不思議な気持ちになる。
ほんとに透明度が高い。
なんでこれだけ透明度が高いかは科学的に完全に立証されていないそうです。
(もしかしたら立証されているのかも・・・?)
○ブナの原生林へ
ブナノ原生林へ足を運ぶ。
TBS世界遺産で「いつか白神山地へ行きたい。」と考えていた。
なんちゃってであったが実現した。
これがテレビでやっていたやつか・・・。っほんとに私はミーハ−だ。
○さらに先へ・・・でも
地図を見ながらハイキングコースを先に進む。
しかし、この地図なんかおかしい。
線の長さや記載されている時間が私の距離感と全然違うぞ。
このまま進むと間違いなく電車に乗り遅れる...。
私の勘がそう言った。
デフォルメ地図は怖いのである。ほんとに。
来た道を引き返すことにした。
やっぱり引き返して正解だった。
○五能線からの車窓を楽しむ
このあたりの五能線から見る海の姿は素晴らしく、
鉄道写真で有名なのだそうだ。
私も美しさに魅了されて写真を撮影しまくった。
○千畳敷にて
千畳敷海岸は地震の隆起によってできた海岸だそうだ。
そう大地震が発生するとm単位で地表面が変位するのである。
関東大震災(大正地震)でも1m程度変位したところがあったところがあったことを
勉強した記憶がある。
地層の露頭の断層変位で地質年代も調べたりする。そのぐらい、地震で地表面が動きます。
一応、地学関連で学位をもらったのですがもうこのあたりの知識はかなり怪しいです。
このホームページを私の目上の方が見ていないのを祈るのみです。
地震でできた地形というわけで海岸に立つと納得してしまいます。
また、江戸時代の殿様がここで宴会をしたそうです。
太宰治の小説にも出てくるようで・・・。
何はともあれ、美しいです。
○津軽三味線生演奏
視界から海が消えると津軽三味線の生演奏がはじまるとの放送が流れる。
しかも私の席のまん前である。
私の席を女性に譲り、なんと私は演奏をする方のすぐ横に陣取ってしまう。
真剣に三味線を弾いている男性は私が動いたり、撮影をするとびっくりする。
(そりゃ、当たり前だ。ごめんなさい。)
それにしても、三味線、女性の民謡、車窓、ベストマッチである。
津軽旅情満喫である。
普段、東京での神経の磨り減る職場から別世界に来たような感覚である。
ほんとにここは同じ日本なのだろうか。
嫌な嫌な俗世間とは違う、別世界を感じてきた。
津軽三味線の生演奏も終わり、終着駅の一つ手前に到着する。
弘前ではなく青森へ向かうにはここで乗り換えである。
一気に乗客がいなくなる。
「リゾートしらかみ」の旅も終わりに近づく。
○弘前駅に到着、弘前城へ
弘前駅に到着。
数日前の思いつきで弘前まできてしまったのだから我ながらすごいと思う。
市内循環バスで弘前城を散策。
桜の時期にNHKでよく桜の弘前城が放映される。
桜の時期に来たいが宮仕えの私は無理であろう。
ねぶたの時期にも来れない。あー、だれか自由業で私に飯を食べさせてくれ〜。
○大鰐温泉へ
弘前から電車に乗り大鰐温泉に到着。
ちょっと街が寂しい。
旅館につくともういい時間であるので夕食である。
やっぱり温泉地に来たので公衆浴場に行きたいと思っていたら
旅館の数軒先である。
地元の人ばかりでとても気持ちいい。
しかし私はここで大失態。
濡れた1000円札を自販機にいれて自販機を壊してしまった。
(ごめんなさい...。)
○翌朝、温泉郷を軽く散策、そして公衆浴場で朝風呂
早起きしたので温泉郷を軽く散策。
どうやら、昔は活気があったらしく廃業してしまった有名温泉旅館の碑があった。
たしかに、ここは不便である。お客さん別の場所にとられちゃうなー。
でも、いいとこだ。ここも。
またまた、公衆浴場で朝風呂である。
昨晩、私が壊した自販機に「故障中」の張り紙が・・・。
あー、見たくない・・・。
朝からいい気持ちだ。
でも、もう帰るのかあ。
○そして帰途へ
弘前-青森-八戸-東京(上野)と一気に帰るので電車の心配をしていたら
宿のご主人さんが駅まで送ってくれた。
暇さえあれば、あちこち旅して周っていることを話すと
「いい趣味だね。」
と言ってくれる。
そして大鰐温泉駅では雑誌でしか見たことがない電車を見る。
ほんとに「首」覚悟で「ねぶた祭り」の日までこのあたりをぶらぶら旅していたい。
(そういえば、後日黒磯湯元温泉で青森から祭りを追いかけて南下している人にあった。
ねぶたの自慢話を聞かされた。うらやましすぎる。職業はいったいなんだろう。すごく興味がある。今思えば....。)
青森駅からすぐに船乗り場だ。津軽海峡渡って北海道に行けるのかなあ。
ふらっと、どこかへ行ってしまいたい衝動に駆られた。
それから、「スーパー白鳥」で八戸へ出て、「はやて」で東京(上野)へ。
新幹線でデジカメの画像編集をしていたらあっという間に東京。
JR上野駅から京成上野駅へ歩いていたらものすごい人間。雑踏。
欲望うごめく東京の雑踏とは別世界の北東北旅情。
東京の街を歩いていてこれが今の私の仕方ない現実か。とほんとに考え込んでしまった。
ほんの数時間前まで北東北にいたのである。ものすごい違和感を感じるとともに新幹線の速さを実感してしまった。
明日から働けるのだろうか。心配である。
今回の旅行の参考図書
上撰の旅3 北東北(青森・岩手・秋田) 昭文社
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